日本文化大学のオープンキャンパスについて

オープンキャンパスとは、その大学を希望する高校3年生が
構内の雰囲気や教育システムを確認するためのイベントになります。
基本は高校3年生ですが、高校2年生や他大生も参加することが可能です。
日本の大学受験は高校3年生でしか受けられない風潮がありますが、
受験資格さえ満たせば誰でも受験することが出来るのです。
あまりしませんが、大学を卒業した後に別の大学に入り直すことも可能と言えます。

オープンキャンパスで行われる内容は学校ごとに異なります。
学長の挨拶、模擬授業、キャンパスツアー、教育システムの説明などなど。
色々なことをやっています。
流石に文化祭のように屋台が並ぶことはありませんが、学食が開いていることは多いです。
日本文化大学も大体そんな感じになります。
7月30日に開催されたものでしたら、教育システムの説明、就職状況の説明、
年間行事の説明、模擬授業(ミニ講義)、キャンパスツアー、
入試説明会などを行っています。
もちろん、学食も開かれていますよ。
逆に、日本文化大学の周辺には飲食店がほとんどありませんので、
学食が常時オープンしてくれないと、学生は食で困ってしまうでしょう。

やや珍しいことに日本文化大学にはマスコットキャラクターが居ます。
ゆるキャラが居ない都道府県も居ますが、
日本文化大学はファンシーとユーモアを求めて
「にちちゃん」というマスコットキャラクターを誕生させました。
オープンキャンパスでは遊園地のキャストのように、
マスコットキャラクターが日本文化大学の施設を案内してくれると思いますよ。

大学によっては、オープンキャンパス実施日に
大学への直通バスを用意しているところもあります。
駅から離れている場合は、そういった措置を取ることもあるのです。
しかし、日本文化大学は片倉駅から僅か徒歩7分という近さで、
駅から日本文化大学まではかなり細い道が続きますので、バスが通ることは出来ません。
日本文化大学は住宅街の中にあるような大学なので、
大型車両の通行はかなり難しいと言えます。
でも、僅か徒歩7分なので、車を利用する機会は皆無と言えるかもしれませんね。
道はちょっと入り組んでいますが、学生っぽい人の流れに沿って行けば、
日本文化大学に辿り付けますよ。
片倉駅周辺には日本文化大学以外の大学や専門学校がありませんので、
降りる駅さえ間違えなければ、目的地まで簡単に辿り付けると思います。

大学によっては遠隔都市からの訪問には交通費や
ホテル代を支給・補助するところもあるみたいです。
残念ながら、日本文化大学のオープンキャンパスでは
そういったサービスはやっていない模様です。
逆に飛行機代や宿泊費を支給できる大学がどういったところかかなり気になります。
調べたところ、専門学校で多い感じです。
大学はあまりないかも。
あったとしても、予約することでQUOカードが貰えるキャンペーンくらいだと思います。
そして日本文化大学もそれくらいやっています。
(正確には、提携している予約サイトの運営企業から支給されます)

日本文化大学のオープンキャンパスは私服OKですが、
出来れば制服を着て行った方が良いでしょう。
その理由として、AO入試の説明会を聞くからです。
教授と直接話を聞く機会がある場合は、
かなり畏まった服装で行くのがベストと言われています。
ただし、靴は絶対に履き慣れた物でないといけません。
駅から徒歩7分という短さですが、キャンパスの中は割と歩き回ります。
制服だと革靴とセットになるケースが多いので、
きちんとその革靴には慣れておくのが良いでしょう。
と言っても、高校に既に2年以上通っている筈なので、
高1の初夏の遠足と違って、革靴には十分慣れていると思います。
最近は柔らかい革靴もありますので、靴擦れで悩む方も安心ですよ。
と言いつつ、実際に日本文化大学のオープンキャンパスに来ている方の
私服・制服の割合は半々くらいです。

統計によると、一人がオープンキャンパスに参加した大学は
平均で3.56校と言われています。
意外と皆さん、オープンキャンパスには積極的に通っている模様です。
訪問したオープンキャンパスによっては、
志望順位を入れ替えることは珍しくないのかもしれませんね。
日本は実に多くの大学・専門学校が存在し、
都市部に至っては数えきれないほど密集しています。
日本文化大学の1km南にも、東京工科大学がありますよ。
ただし、学部学科が被ることはそうそうありません。
そして高校生が大学を選ぶポイントは、
「家からの近さ」「就職率」「偏差値」「学費」あたりが、優先度が高いです。
アメリカと違って、有名な教授が居るから通う方は少ないでしょうし、
ここでしか出来ない研究があるから通う方も稀です。

そもそも、今は大学同士が協力関係にありますので、
他大の研究に参加することは全く珍しくないと言えます。
そして日本文化大学の特徴は何と言っても「就職率の高さ」でしょう。
特に警察官の合格率に至っては他の追随を許さないほどの優秀さです。
ぶっちゃけた話、日本文化大学の警察官合格率に匹敵するところは皆無ですし、
2位と倍率が10倍差くらい離れているかもしれませんよ。
最早、警察官を目指す専門学校を
4年制大学にしたところと思った方が良いかもしれません。
日本文化大学の特徴がオンリーワンすぎて、
オープンキャンパスでの比較がしにくいかもしれませんね。

オープンキャンパスの実施期間ですが、国立は夏休みに集中して、
私立は春から秋に掛けての長期に渡って開催することが多いです。
そして日本文化大学は私立になりますので一般的なところと同様に、
春から秋に掛けての長期に開催しています。
そして平日に開催しても高校生は学校を休めませんので、大抵土日祝に開催します。
ただし、日本文化大学は珍しいことに、土曜日も全日で授業を行います。
それゆえ、日本文化大学のオープンキャンパスは
夏休みを除いて全て日曜日に開催されます。
その代わり、開催日数が計9回とかなり多いです。
入試の回数もかなり多い大学ですが、
オープンキャンパスのチャンスもかなり広く門戸を広げているのです。

日本文化大学の入試はかなり独特です。
一般入試においても、医学部のように面接を必ず行います。
そして、AO入試を受けるには、オープンキャンパスや
キャンパス見学会(こっちは平日開催)に参加して、
プレインタビューを受ける必要があるのです。
こうしたものを受けるなら、やはり畏まった格好が必要であり、
制服で臨むことは必須と言えるかもしれません。
でも、日本文化大学のオープンキャンパスに二回以上通うのなら、
二度目からはラフな私服でも良いかもしれませんね。

オープンキャンパスに参加すると、素敵なプレゼントをくれることが多いです。
日本文化大学もメールで予約することで
図書カードやQOUカードを貰えると思いますよ。
もしくは現地で、筆記用具か何かを貰えるケースが多いと思います。
もしかしたら、
勉強の役に立つ参考書のようなものを貰えることもあるかもしれません。
かなりマニアックなものでしたら、大学のマスコットキャラクターをあしらった
キーホルダーをくれることもありそうです。

オープンキャンパスが最も役に立つのは、生の声が訊ける点でしょう。
ネットの口コミとは違い、かなり真実に差し迫った意見を訊けると思いますよ。
キャンパス見学してくれる学生は基本的にボランティアであり、
そこで学生を確保したからと言って、
営業職のようにインセンティブが貰える訳ではありません。
メリット面は元より、マイナス面も赤裸々に語ってくれますよ。
日本文化大学のオープンキャンパスに参加して、
大学の実情を訊いちゃいましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です