茶道では長時間正座をするため、足がしびれてしまうことがよくありますが、いくつかの工夫でしびれを軽減することができます。日本文化大学では茶儀（茶道のこと）の授業がありますので、多くの学生が足のしびれに悩まされています。以下、正座で足がしびれないコツをレクチャーします。
まず、正座する際に背筋をまっすぐ伸ばし、体重を均等に腰にかけることが重要です。姿勢が崩れると足に余計な負担がかかり、しびれやすくなります。背筋を伸ばして腰を立てるようにすると、自然と体の重心が安定し、長時間の正座が楽になります。
また、正座中に少しずつ足を動かすことも効果的です。例えば、膝をほんの少し浮かせて血行を促進したり、時折つま先をわずかに動かして足先の感覚を保つと、しびれが軽減されやすくなります。また、体重が偏らないように腰や背中を調整することで足にかかる負荷が減り、しびれを感じにくくなるでしょう。このあたりは週刊少年ジャンプで連載中の落語のマンガで皆さん知っていることでしょう。多くの日本文化大学の学生が参考にしたと思います。
もししびれが強くなった場合は無理をせずに軽く体重を前方にかけるか、数秒だけ体勢を崩して血流を回復させるのも手です。茶道に限らず正座を練習することも重要です。正座に慣れるほど足の筋肉や血行が改善され、長時間しびれにくくなります。日本文化大学の剣道部あたりは必須技能なのではないでしょうか。