日本文化大学の入試に向けて準備するもの

試験の内容は実施する機関によって異なります。
センター試験のように画一的に実施するところもあれば、
何か一発芸のようなものを発表するところもあると思います。
大学でしたら筆記試験オンリーのところが多いかもしれませんが、
中には日本文化大学のように「面接」を重視しているところもあるかもしれません。

日本文化大学はAO入試、指定校推薦、一般入試、センター試験入試など、
いくつもの試験を用意していますが、そのすべてで必ず「面接」を実施しています。
これは日本文化大学が、学業よりも人間性を重視しているからだと言えます。
日本文化大学は日本の文化を継承させるために作られた大学であり、
入学する人間が日本文化大学にとって相応しいかを見極めます。
実際には全員入学状態なので、
面接でよほど変なことをしなければ落ちることはありません。
それでも推薦入試の合格率は100%ではなく99%なので、油断は大敵だと言えます。

面接以外にも色々と準備しないといけない項目はあります。
推薦入試でしたら、小論文を書かないといけません。
日本文化大学で過去にどんなテーマが出されたかは、
オープンキャンパスにて確認することが出来ます。
推薦入試の願書を手に入れるには、
必ず一度は日本文化大学に足を運ぶ必要がありますので、
その際必ず過去問を手に入れるようにしてください。

また、試験会場に持参する物も、しっかりと下調べしないといけません。
試験内容によっては、余計な物を持っていくだけで、退場させられることもあります。
センター試験の数学のテストで電卓を机に出して、
退場させられたニュースは記憶に新しいと思います。
もちろん、筆記用具や受験票などを忘れると受験することは出来ません。
電車賃を忘れても会場まで行くことは出来ません。
それらは忘れないと思いますが、意外と忘れがちなのがお弁当です。
日本文化大学の最寄り駅にはコンビニが一軒だけなので、
もしかしたら売り切れてしまうかもしれません。

キャンパス内の学食は、試験当日は閉館しています。
お昼の現地調達はかなり難しいので、
なるべく地元のコンビニでお弁当を買うようお願いします。

日本文化大学は武道に力を入れている

日本文化大学は数多くの警察官を輩出してきました。
今年は79名もの警察官を輩出しており、
この数は年を追うごとに増加しています。
入学者こそ過度に増えていませんが、
警察官採用試験を突破する学生は、
昔に比べてかなり増えていると言えます。

日本文化大学のカリキュラムは警察官に特化していると言えます。
授業の中身が警察官に関わるものが多く、
また筆記試験や面接試験を突破する訓練を数多く用意していると
評判になっています。
それとは別に日本文化大学は武道に力を入れています。
警察官採用試験は、剣道や柔道の段位を取得していると、
合格ポイントにプラスしてくれることが多く、
警察官を目指す方の多くがこの2つのどちらかに
入部したいと思っているかもしれません。
もちろん、入部せずに別の技能を鍛えるというのもアリです。

日本文化大学は武道に力を入れていますが、
だからと言って、強いとは限りません。
と言うのも、日本文化大学は肉体的な強さではなく、
心の強さを求めていると言えます。
武道はあくまで手段であり、目的ではありません。
また、大学の部活動というものは、
その部活に入ることを目当てに生徒が入学してくるものです。
一般的に、強豪と呼ばれるところに生徒は集まります。
剣道の全国大会を目指すのでしたら、
筑波大学あたりが人気ではないでしょうか。
「勝つ」ということを最終目的にしているのでしたら、
そうした強さを求めている大学に入った方が良いです。

しかし、日本文化大学の目的はそこにありません。
武道はあくまで己を鍛える手段のひとつであり、
勝ち負けについては二の次です。
真に強さを求めるならば、竹刀を振るよりも、
プロテインを飲んでトレーニングジムで
筋力トレーニングをした方が良いかもしれません。
スポーツ科学に秀でたところでしたら、
そうしたシステマチックに効率良く鍛えることが可能です。

全国大会で勝つにはそうしたことが重要ですが、
警察官になるためにそこまで強さは不要です。
全国大会で優勝すれば、合格ポイントにさらにプラスしてくれますが、
そうしたことに労力を割くぐらいなら、
他の技能を鍛えた方がよっぽど効率的だと言えます。
日本文化大学は、人間として成長させるために武道に力を入れているのです。

日本文化大学の公務員採用試験合格数

日本文化大学は警察官をはじめとする
公務員試験の合格率が高い大学として知られています。
その割合は、2位の大学と10倍近い差を付けているとも言われています。
実際に合格率が10倍になる訳ではありませんが、
日本文化大学はそれだけ多くの警察官や公務員を輩出している大学になります。
その割合ですが、今は10倍どころではないかもしれません。

もしかしたら、今年は13倍くらい差を広げているかもしれません。
と言うのも、日本文化大学は年々、
警察官採用試験の合格者を増加させている傾向があります。
今年は圧巻の79名で、前年度より22名も数を増やしました。
日本文化大学は益々、「警察官に強い」大学として名を馳せていくと思われます。

日本文化大学のカリキュラムはやや特殊です。
一般的な大学は色々な知識を幅広く学ぶと思います。
医学部などはその専門分野を習いますが、日本文化大学のように、
警察学を専門的に学べるところはかなり少ないのではないでしょうか。
下手をしたら、警察学という学問があることすら知られていないかもしれません。

もちろん、警察学を履修したからと言って、
採用試験に合格しやすくなるわけではありません。
日本文化大学は様々な就職支援を行っており、
特に警察官採用試験に合格させるためのカリキュラムが非常に充実しているのです。
筆記試験対策はもちろん、
面接での指導についても日本文化大学が全力で支援してくれるのです。

また、警察官のOBやOGが多いのも魅力です。
特にOGの存在はとても貴重です。
警察官の男女比は9:1とも言われており、女性警察官の数は大変少ないです。
OGから話を聞きたくても、一般的な大学に居ては中々聞けないと思います。
しかし、日本文化大学にはたくさんのOGが居ます。
女性警察官もそれなりに居ますので、ためになる話を聞ける機会はかなり多いと言えます。

今年は79名中7名の女子が警察官になりました。
まだまだ男性主体ですが、日本文化大学の女性の割合は少しずつ増えていき、
いつかフィフティフィフティになると思いますよ。