日本文化大学はセンター試験でも入れる

筆者が入った大学はセンター試験に対応していなかったので、
普通に一般受験で入学しました。
高校3年の前学期で志望校が決まっていない生徒は割と珍しくなく、
筆者もその内の一人でした。
でも、センター試験の申込は6月くらいでしたので、とりあえずの意味合いで、
筆者はセンター試験を“記念受験”しました。
センター試験中の空き時間を利用して、第一志望の赤本をしていたくらいです。
ちなみにその大学がセンター試験に対応し始めたのは、翌年になります。

日本文化大学はセンター試験でも入ることが出来ます。
その対応科目は、近代以降の国語(現代文)をひとつ、選択として地理、
日本史、世界史、公民、英語から1科目の計2つのテストの点数を選択します。
選択次第ですが、英語が不要なのは珍しいですよね。
ただし、日本文化大学の最大の特徴として、
どんな入試形式であっても必ず面接を課します。

推薦入試はもちろん、
一般入試やセンター試験利用入試でも必ず面接を行うのです。
「この点数を取ったから必ず入れる」というものではないのです。
それゆえ、日本文化大学のセンター試験利用入試には
3つの選考日が用意されています。
より正確には、面接日と言えそうです。
一番早くて2月6日(火)、遅くて3月6日(火)になります。
全部で5回の募集区分があり、どれも翌日には合格・不合格が分かります。
併願を考えている方にはありがたいと言えますね。

しかしセンター試験はあと3回で終わります。
現在、中学3年生の方は、全く新しい技能試験にて合否を下されるそうです。
具体的にどんな内容になるか、試験日はどうなるのかは不明ですが、
今から対策しておいた方が良いかもしれませんね。
噂によると、内申みたいに高校1年からの成績が反映されるとか無いとか?

その場合でも日本文化大学でしたらやはり、
現代文をはじめとする文系の科目が採用され、
かつ面接は必ず実施すると思います。
警察官を目指すなら、
高校に入った段階からしっかりとそれに備えるのはいかがでしょうか。

日本文化大学の入試要項について

日本文化大学の入試要項がもう公式サイト上にてアップされています。
早いような気もしますが、試験はもうすぐそこまで迫ってきているのです。
特に推薦入試を考えるならば、今から対策をしても遅いくらいです。
高校1年1学期からの内申で審査されるため、
高校入学時から内申稼ぎに精を出す必要があると言えます。

日本文化大学の一番最初の試験は、8月27日(日)です。
警察官志望AO入試の第一期で、夏休みが終わる直前に試験があり、
また合格発表も8月中です。
手続きの締め切りが9月8日(金)というスピード対応になります。
そのAO入試の試験内容ですが、実質、800文字小論文がひとつだけです。
出願書類と面接がありますが、こちらはオマケのようなものになります。
とりあえず、小論文の対策をすれば、99%の確率で合格できると思います。
実際、去年の合格率を見てみると、本当に99%です。
落ちた1名がちょっと気になりますね。
対策を全くしなかったということでしょうか。

日本文化大学のAO入試を受ける条件はいくつかありますが、
基本的にはどれも建前です。
とりあえず、第一志望でしたら、誰でも出願することが可能です。
その代わり、必ず一回以上はキャンパスに訪問する必要があります。
むしろ、そのキャンパス訪問で出願書類を手に入れる感じになります。
日本文化大学の第一回オープンキャンパスは5月14日(日)にありますので、
この大学を第一志望に考えている方は、
この日に行ってみるのはいかがでしょうか?

日本文化大学の入試は多彩です。
AO入試は「警察官」と「公務員」の2つがあり、
他にも一般推薦、指定校推薦、自己推薦といくつもあります。
むしろ、これらの違いをきちんと説明できる方はどれだけいるのでしょうか?
指定校推薦の違いは分かりやすいですが、AO、一般、自己の違いは
筆者でも良く分かっていません。

おそらく、出願に必要な内申ポイントや試験内容が変わると思いますが、
その詳細まではアンノウンです。
具体的に何が必要かは、
日本文化大学のオープンキャンパスの時に訊いてみてください。

日本文化大学のオープンキャンパスで分かること

日本文化大学はオープンキャンパスを年に複数回開催しています。
大体、5月~10月までで、計8~10回くらい開催するのではないでしょうか。
今年は計9回の開催の模様です。
公式サイトのトップページに告示されていますので、ご確認お願いします。

日本文化大学のオープンキャンパスの内容ですが、
実はまだ何をするか分かりません。
開催まであと1ヶ月を切っていますが、
具体的に2017年のオープンキャンパスでは何を実施するか、
知らされていないのです。
ただし、去年と大幅に変わることは無さそうです。
去年を例に取ると、「OB・OGの警察官によるトークショー」「模擬裁判」
「在学生による校内案内」「質問コーナー」「入試説明会」を実施していました。
恐らく、今回もこれらのことを行うと思います。
仮に変わる部分があるとするなら、ランチでデザートが付くぐらいでしょうか?

そしてこの入試説明会が一番重要です。
日本文化大学のAO入試は、必ずオープンキャンパスや校内見学会に参加して、
試験内容を教えてもらう必要があります。
簡単に言えば、願書は現地に行かないと手に入らないのです。
センター試験とか一般入試でしたら、郵送でも大丈夫ですが、
AO入試だけは受験生本人が直接、日本文化大学の先生と面談して、
願書を受け取る必要があるのです。
それゆえ、オープンキャンパスのチャンスは9回もあります。
それを逃しても、校内見学会は授業がある平日毎日(土曜含む)やっていますので、
チャンスは割と多いと言えます。

日本文化大学のオープンキャンパスはすべて休日に開催されます。
日曜日、もしくは夏休み中に開かれます。
なので、高校生は参加しやすいと言えるでしょう。
と言いつつ、受験を控えた高校生は、日曜日と言えども暇ではありません。
塾とかにも通わないといけませんので、なかなか予定が合わないのではないでしょうか。
夏休み前だと、部活で忙しいかもしれません。
何とか予定を見つけて、日本文化大学のオープンキャンパスに参加してください。

日本文化大学は警察官になるための学校として評判になっている

日本文化大学は本来、日本の失われつつある文化を継承させるために
建てられた大学になります。
しかし、そうした綺麗ごとを謳うだけでは、食っていくことが出来ません。
伝統芸能をいくら磨こうとも、
それで食べていけるのはほんの一握りの人間だけになります。

そこで日本文化大学では、文化を継承させるカリキュラムを用意しつつ、
他のことにも力を入れるようになりました。
それが就職支援です。
今や大学という存在は、就職準備校としての色合いが強くなってきており、
日本文化大学もそうした空気に迎合する形で就職支援に力を入れるようになりました。
そして中でも、警察官採用試験に注力しています。

カリキュラムの内容を警察官採用試験に特化させている日本文化大学ですが、
それ以外にも様々な特徴を持っています。
犯罪心理学や行政学などの授業を行うだけでなく、
就職支援セミナーを1年の時から実施しているのです。
こんなに早く対策するのは、日本文化大学くらいではないでしょうか。
一般的な大学は3年の4月からスタートするところが多いと思いますが、
この大学では入学した月から就職支援を開始するのです。

学業に支障が出ると懸念する声もあるかもしれませんが、
そもそも大学で学んだことは就職採用試験に直結すべきものではないでしょうか。
いくら採用試験で「学部学科不問」のところが増えてきたとはいえ、
これでは大学で学んだ授業が何の役にも立たなくなります。
教養を深めるという意味でなら、その教養を問う試験を、
採用時に課すべきではないでしょうか。

また、情報収集に時間を掛けたくないという意味なら、
日本文化大学はかなり良いところです。
「警察官」という仕事を目指すのでしたら、
一般的な企業のように「企業研究」をすることもありません。
埼玉県警や千葉県警で試験の内容は変化しますが、
仕事内容は全国の都道府県で一緒です。
色々な業種に向けて情報収集および対策を練る必要がありませんので、
1学年の時から「警察官」に向けてしっかり備えることができるのが、
日本文化大学の魅力と言えます。