航空写真から見た日本文化大学

航空写真を見て頂ければ分かる通り、
日本文化大学の裏手は完全に森に覆われています。
その中に、竹林が名所となっている「和敬の道」が
1kmに渡って伸びていると言われていますが、
実際のところは森の中を歩いている感じなのかもしれません。
遊歩道こそ整備されていますが、
自然の空気をかなり身近に体験できると思います。

航空写真は色々な情報が分かります。
普段見ることが出来ないところも、上から覗くことで詳細に分かることがあります。
例えば、日本文化大学は本校舎とは別のところに総合グラウンドを設けています。
片倉駅の西側にありますが、その場所は塀や木々に囲まれているため、
グラウンドがどんな形をしているかは入らない限り分かりません。
しかし、空から眺めることでしっかりとコートを確認することが出来るのです。
どれくらいの面積なのかも一目瞭然です。

また、日本文化大学のすぐ東には、片倉台こぶし公園があります。
片倉駅からの通学路からは外れるため、
地図を見て、初めて気付く人はいるかもしれません。
公園と名付けられていますが、実際には丸い敷地に原っぱがあるだけで、
遊具も何もありませんので、
そういう意味でもここを公園だと気づいていない人はいるかもしれません。

航空写真で分かることは多いです。
日本文化大学のホームページには様々な写真が載っていますが、
一部分の情報のみでちょっと特徴が掴みにくいかもしれません。
航空写真なら、どんな形で建っているのかを一目で把握することが出来ると言えます。

日本文化大学の特別なプログラムたち

日本文化大学は他にはない、ユニークなカリキュラムが揃っています。
「法律討論会」や「裁判傍聴」、「模擬裁判」など、
法律に関する様々なプログラムが勢揃いしています。
今回はそのことについて紹介したいと思います。

法律討論会は3人1組になって法的判断力やプレゼン能力を競い合います。
チームワークがかなり要求されると共に、
それぞれ専門的な知識も必要になります。
ある意味、弁論部に近いかもしれませんね。
ただし、あちらは個人戦ですが、こちらは団体戦になります。
既に10年以上に渡って続いている伝統あるカリキュラムです。

裁判傍聴では実際の裁判を見学します。
裁判所は、個人なら意外と簡単に傍聴はできますが、
実は団体の申し込みは少し難しいです。
なぜなら、希望する団体が多いため、
そう簡単には申請が通らなくなっています。
日本文化大学は毎年6月に裁判傍聴をしていますので、
何か特別な枠が用意されているのかもしれませんね。

日本文化大学の最たる特徴でもあるのが、模擬裁判です。
法律討論会に似ていますが、こちらは実際の裁判と同規模で開催します。
検察側と弁護側で分かれ、それぞれ6~7人のチームを組んで討論します。
そして、その準備期間に1ヶ月も要するあたり、
模擬裁判に掛ける真剣さが伺えるというものです。
台本もなく、裁判で発言する内容はすべて学生で考えないといけません。

こうした特別なプログラムを魅力と感じて、
日本文化大学を受験する生徒は多いのかもしれません。

日本文化大学の部活事情

日本文化大学は法学部ただひとつだけの単科大学になります。
一学年で200~250人が在籍しており、
学生総数は800~1000人程度になります。
これは一般的な高校と同じくらいの人数と言えそうです。
そうした事情から、部活動やサークルの数は
他の大学に比べてやや少ないと言えるかもしれません。

日本文化大学の正式な部はわずか4つ、
サークルは運動部12、文化部6しかありません。
その代わり、それぞれの部やサークルに人数が集中しているとも言えそうです。
特に最大規模の部活動が剣道部です。
毎年変動していますが、かなりの人数の学生が所属しているそうです。
柔道部も50人以上の学生が所属していて、しかも2つの道場を所有しています。
弓道部も人気の模様です。

日本文化大学の4つある部の内、3つは武道です。
そして唯一のスポーツの部がバスケットボールになります。
ちなみに、男子バスケ部と女子バスケ部があります。
こちらもそれなりの人数がいるみたいで、
少なくとも1チーム(ベンチ含み12人分)は作れそうです。
日本文化大学は男女比8:2ぐらいと言われていますが、
女子チームができるぐらいの部員を確保している模様です。

一般的な大学の平均は分かりませんが、
それを考慮しなくても日本文化大学は文科系サークルが少ないです。
吹奏楽部が無いところは、少し珍しいかもしれません。
バスケは5人いれば何とかなりますが、吹奏楽は常に大人数が必要です。
また、楽器などもかなりの数が必要で、初期費用はかなりの額になると言えます。
それゆえ、そう簡単には吹奏楽部を新設することは叶わないのです。
その代わりではありませんが、軽音楽部はあります。
こっちは少人数でも十分演奏することができます。

もしかしたら、非公式のサークルがたくさんあるのかもしれませんね。