日本文化大学は公務員志望者のための学校です

『●日本文化大学で学べること』

明治維新以後に日本人は急速に西洋文化を吸収し、教育の世界でも欧化政策が進められてきました。このため現在日本に設置されている高等教育機関(大学・大学院)のほとんどは、西洋の学問・文化・精神を学ぶための場となっています。仏教系の大学でさえも、西洋の学問を教えるための授業がカリキュラムの中心に組まれているケースがあるほどです。日本文化大学は、明治維新後に多くの日本人が忘れてしまった日本文化を学ぶための学校です。専門分野は西洋の学問である法学ですが、週に1度は茶道の実習を受けながら日本的な精神を心と体で学ぶことができます。

『●日本文化大学が公務員に強い理由』

日本文化大学は多くの卒業生が公務員として活躍していて、“公務員に強い大学”として知られています。公務員になるためには試験に合格する必要がありますが、日本文化大学では入学から卒業までの4年間にわたり公務員試験対策がおこなわれます。例えば、1年次から科目である「一般教養」の勉強方法の指導や模擬試験が実施され、入学後にすぐに就職試験対策がスタートします。3年次には夏季就職対策講座が開講し、面接指導がおこなわれます。4年次になると公務員の採用試験(筆記・面接)の個人指導が実施され、きめ細かな指導を受けることができます。大半の大学生が就職を意識して採用試験対策を始めるのは3年次以降ですが、日本文化大学は入学した直後から就職対策を開始することで公務員に強いといえます。

『●警察官志望者のためのカリキュラム』

日本文化大学では警察官志望者のためのカリキュラムが用意されているという点で、他の多くの大学と異なります。専門課程で「法心理コース」を選択すると、警察官の採用試験対策に加えて就職後に役立つ内容を学ぶことができます。警察官OBによる授業もおこなわれるので、警察官を志望する学生におすすめです。ちなみに日本文化大学の卒業生は、警察官採用試験の合格率が10年連続で1位の座をキープし続けています。

『●日本文化大学のクラブ活動の特色』

日本文化大学も他の大学と同じように、体育系・文科系のクラブやサークル活動がおこなわれています。特に力を入れられているクラブは、剣道部・柔道部・弓道部の3つです。これらはいずれも日本で発祥した武道で、日本の伝統的な文化や精神を習得することができます。剣道部は学内のサークルで最もメンバー数が多く、剣道教士八段の中島治彦先生が顧問として指導にあたります。剣道部に所属する学生の中にも有段者がいて、他大学の剣道部と比較しても高いレベルです。ただし入学後に剣道を始める学生もいて、未経験者でも入部することができます。柔道部と弓道部についても有段者の先生が顧問として指導にあたり、多くの試合で優秀な成績をおさめています。日本文化大学では授業だけでなく厳しいクラブ活動を通しても、日本文化の精神を学ぶことができます。

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