日本文化大学は法学部のみを設置している単科大学で、東京都八王子市にキャンパスを構えています。日本の美しい文化と優れた叡智に基づいて、次世代を担う優秀な人材を育成すると創学者の蜷川親繼氏も言っていて日本文化大学の名称の由来にもなっています。社会で活躍する為に必要になる法の知識を培って、論理的な思考力を育む教育と日本の文化と伝統に対する理解を深める教育を行っている大学です。
卒業後に社会に貢献できる人材を育成するために、必要な実力を身につけるキャリア支援も積極的に行っていて、少数グループで学生一人ずつに丁寧に支援を実施してくれます。
卒業認定に関する方針と５つの内容を掲げていて、情誼豊かな人間性、高い倫理観と遵法精神、清明の心と和敬の精神、論理的思考力、課題発見・解決能力という５つの方針を重視しています。これらは倫理観や文化に対する理解などで、単純に学業の成績だけで単位認定をするのではなく、日本文化大学が大事にしている理念も重視しています。
１年次に全ての学生が学ぶ基礎教育として日本文化史や社会科学や少年非行論などもあって、2年次以降の専門的な教育課程に向けて準備していきます。1年次のゼミに関しては2年次以降の次のステップに進むための、基礎をしっかり学ぶ場となっています。ゼミでは大講義室で大勢で受講する講義ではなく、一人一人をしっかりケアしてもらえる少人数制で様々な分野について学習できます。
ゼミは全部で20以上あって文化系や法律系の中から、専門的に学びたい分野のゼミを選べます。1年次の基礎ゼミで学んだ基礎知識を活かしながら、自らが学びたい専門分野への理解を深められます。日本文化大学に入学して1年目から専門的な分野の選択をして学習を始めるのではなく、基礎ゼミから始まって進級していく段階で専門性の高いゼミを選択できるので、学習を進めながら学びたい分野を選んでいけるのもメリットです。
日本文化大学では卒業に社会で活躍する為に進路別に４つの履修モデルが用意されていて、法律の専門職を育成する法律専門職モデルや警察官や消防官を目指す警察官、消防官モデルとそれ以外の公務員を目指す公務員モデルもあって、民間企業に就職する為に必要な知識を得る為のビジネス関連法モデルもあります。資格取得の支援も充実していて民間企業への就職を想定しているビジネス関連法モデルなら、簿記やPC関連の資格取得などを支援してくれます。法律専門職モデルでは行政書士や社会保険労務士など、士業の資格取得に向けた支援を受けられます。
日本文化大学は就職活動に関する支援も充実していて、特に警察官や消防官への就職実績や地方公務員の採用実績は特に突出しています。このような結果が出るのは日本文化大学が就職支援に積極的にという証明ですが、就職活動期の支援だけでなく、1年次から卒業後を見据えた学習カリキュラムも組んで、資格取得を含めて社会人として付加価値がある人材を育成しようとする日本文化大学の方針も就職実績に大きく関わっています。