警察官は日本文化大学の主な就職先の一つ
日本文化大学は、警察官採用試験に特化したカリキュラムを用意しているなど、警察官に強い私立大学といわれています。元々、前の学長が元警察官僚などでありそれがきっかけになったのか定かではないけれども、ある年に数名の学生が警察官採用試験に合格したことが警察官に強い大学の始まりになったといわれています。そのため、このような学生がいなければ別の就職先に強い大学になっていたかもしれません。 ちなみに、警察官採用試験は合格率が10~15%、非常に難しい試験で就職浪人をされる人もいるようです。ただ、日本文化大学の学生さんの多くは現役で合格していることなどからも強みがあることが分かりますし、さらにこの比率は年連上昇傾向を持つなどの特徴もあります。
日本文化大学は教員免許を取得することが可能
日本文化大学の公式サイトでは、教職課程に関する情報公開が行われているのですが、これは簡単にいえば先生になるための免許を貰うことができる、そのための情報提供です。学生の中には、とりあえず教職員免許を取得しておくなどのような考えを持つ人もいるけれども、情報公開ページの中ではこのような考えは許されるものではない、といった具合に厳しい説明を目にすることになります。恩愛禮儀・清明和敬・重厚中正・祖風繼承、これら建学精神に基づいて国家および社会で指導的な役割を果たす。次の世代を担う新指導者の育成を目的にして教職課程を設置しているとあります。教職課程は、教育に対する使命感に燃えることや深い教養および豊かな感受性を持ちながら、志操堅固であり有能ともいえるような教員を養成するための専門教育などからも安易な考えで履修することはできないわけです。なお、取得できる免許および資格は、中学校教諭一種免許状の社会、高等学校教諭一種免許状の地理歴史および公民の3つです。警察官もそうですが、教員を目指す人も日本文化大学を受験する段階から将来のことを考えているケースが多く、事前に日本文化大学の就職先などをリサーチしていて自分の将来と合致する教育を行っているなどの理由で受験をする人も多いといえます。
日本文化大学の就職先⇒刑務官・自衛官・消防官
刑務官は、刑務所に勤務する受刑者の管理・警備・サポート全般を行うのが特徴です。高齢の収容者も多いため投薬や配食・入浴サポートなどの仕事もあるといいますし、警察官や医師などと同じく24時間の施設などから夜勤や日勤などシフト制です。日本文化大学は自衛官になる人もいるようですが、組織に入ると全員が自衛隊に所属することになり、階級を持つ人が自衛官と呼ばれるなどから最初は自衛隊員として就職することになります。消防官も日本文化大学の就職先の一つになるのですが、消防に関する施設で働く人は消防職員で消防士は職業ではなく階級を指す、警察で例えると巡査に相当するといいます。また、警察官や自衛官などの呼び名が一般的になったため、消防官の名称を公式な用語で使用するようになったといいます。