かなり大雑把に言われていますが、
大学の教育費は1000万円掛かるとも言われています。
学費だけでしたら500万円程度と言われていますが、
それ以外にも色々な雑費用が掛かることが多いのです。
今回は日本文化大学に通う場合、
大学4年間でどれだけお金を消費するかを見てみたいと思います。
まずは学費からです。
日本文化大学の入学金は32万円、年間授業料は83万円、
年間施設費は25万円掛かります。
最初の入学時に計140万円納める必要があり、
次年度からは108万円振り込むことになります。
そのほか、入学時に実習費として3万円加わります。
入学時に授業料を分納することも可能ですが、
それでも98万5000円支払わないといけません。
大学というものは非常にお金が掛かるのです。
それゆえ、奨学金というのが存在します。
日本学生支援機構奨学金のほか、
日本文化大学でしたら蜷川親繼先生奨学生を取り扱っています。
学業優秀者にのみ贈られる奨学金になりますので、
多くの方が蜷川親繼先生奨学生を目指して勉学に励んでいると思います。
国の教育ローンや提携教育ローンなども利用可能ですよ。
部活動を行うにもお金が掛かります。
最もお金が掛からない柔道部においても、道着くらいは買わないといけません。
安物なら3000円で買えますが良いものでしたら1万円を超えます。
最高級品は4万円だそうです。
軽くて動きやすいものはやはり値段も張りますね。
ただし、日本文化大学は強さや
試合の勝敗を求めている大学ではありませんので、
敢えて疲れる道着を着こなすのも修行になって良いかもしれません。
そして剣道や弓道は道具一式揃えるのに平気で10万円を超えます。
はじめは先輩のお古を使うのも良いですが、
いずれ自分で一式は揃えたいところです。
また、剣道の防具や弓道の弓矢は意外と消耗品です。
大学4年間で1回くらいは全交換するかもしれませんよ。
竹刀や矢に至っては、2か月ごとに買い替えると思った方が良いでしょう。
そのほか、日本文化大学では、バスケ、サッカー、バレー、野球、
バドミントン、テニス、ダンスなどがあり、
どれも稽古着や道具を揃えるのにお金が掛かります。
さらに、大会があると、そのための交通費も掛かります。
部費が下りることもありますが、
基本的にこういった費用は全部自前で用意する必要があると言えます。
お金を掛けずに身体を鍛えるなら、マラソンくらいでしょうか?
それでもシューズを使い潰してしまいそうです。
こうなったら、日本文化大学の大学4年間を
素振りだけするのが良いかもしれませんね。
授業もお金が掛かります。
教科書一式を揃えるだけで、かなりの出費になるでしょう。
教科書は非常に高額であり、
ひとつの授業で3000円掛かることは決して珍しくありません。
学割が効いていますが、それでも高いです。
授業によってはお金のない学生のために、
全てプリントを配る教授も居ると思います。
ただし、その場合は半期の授業で200枚の要旨になるでしょう。
持ち歩くのにかなり苦労したものです。
そして、プリントを持ち運ぶものとして、
クリアファイルやバインダーを使う事は多いです。
筆者も大学1年生の時に、5色を各10枚ずつ、
計50枚を衝動買いしたことがあります。
でも実際に使ったのは半分ほどでした。
購入は計画的にお願いします。
そのほか、筆記用具も複数必要であり、
文房具一式揃えるだけで数千円掛かることはザラです。
日本文化大学はまだまだeラーニングに対応しておらず、
従来通り紙媒体による勉強を行っています。
それと、電子辞書も必須でしょう。
英語の和訳のほか、六法全書付きの電子辞書が欲しいところです。
もちろん紙媒体の辞書でも構いませんが、六法全書は4kgもありますので、
基本的に持ち歩きたくありません。
持つのは、ポケット六法にしましょう。
それでもポケットに入らないほど分厚いですが・・・。
このように授業料だけでなく、
講義を受けるだけでも色々と道具が必要でお金が掛かってしまうのです。
実習でもお金が掛かります。
日本文化大学は2年の夏休みに、選択授業として三重県に旅行しに行きます。
イメージとしては修学旅行と言えそうです。
これもまた授業ですが、
履修するのに学費とは別途お金が掛かることが多いです。
いくらくらい掛かるか分かりませんが、1泊2日なので、
最低でも2~3万円は掛かると思った方が良いですよ。
交通費だけでもそれなりにお金が掛かりますので。
現地での食費を考慮すると、さらにお金は掛かりそうですね。
四日市とんてき、伊勢うどん、松阪鶏焼肉、てこね寿司、
亀山味噌焼きうどんなど、三重県特有のグルメはかなりありますよ。
食べすぎにはご注意を。
日常生活でもお金が掛かります。
日本文化大学は32%の方が一人暮らしをしています。
そしてその宿代ですが、学割が効いて5~7万円ほどと言われています。
ワンルームでも毎月これくらいのお値段が掛かるのです。
加えて、光熱費・水道代・インターネット使用料・携帯電話通信費など、
細々とした出費が待ち受けています。
むしろ、これだけ多くの出費をカバーするために
日本文化大学の学生の86%はアルバイトをしているのかもしれませんね。
細かい出費でしたら、子供会の費用や、街のゴミ出し費用なども発生します。
正直、家賃に含んで欲しい気がしますが、
その地域に住むと色々とお金が掛かってしまうのです。
交通費も決してバカには出来ません。
学割が効いているとはいえ、毎月かなりのお金が掛かります。
日本文化大学の学生の68%は実家から通っており、
その多くが電車通学です。
ごくまれに実家から自転車で通える方も居ますが、
そうした方は本当に稀だと言えるでしょう。
また電車通学ですが、一人暮らしをしている方も電車を利用することが多いです。
日本文化大学の近くに宿を借りられるとは限りませんので、
2~3駅離れることは決して珍しくないでしょう。
時には新宿の方まで離れてしまうかもしれません。
安くていい宿を求めると、大学から離れてしまうことは良くあるのです。
そして最もお金が掛かりそうなのは食費でしょうか。
三食外食でしたら、食費だけで月5万円まで到達します。
ただし、日本文化大学の付近にはほとんど飲食店がありません。
学食はありますが、お弁当を持参している学生は多いのではないでしょうか。
大学費用を節約するために、自炊する方は少なくないでしょう。
飲食店は少ないですが、スーパーにはきちんと食材が揃っていますので、
料理で困ることは無いと思いますよ。
日本文化大学は住宅地に囲まれたところにありますので、
スーパーで困ることはほとんど無いのです。
就職活動でもお金が掛かります。
警察官採用試験に受験料はありませんが、履歴書は基本的に有料です。
履歴書はそこまで高いものではありませんが、
何十社も書いていると意外と出費になります。
そして最も大変なのは交通費でしょう。
何十社も赴いたら、総額は軽く10万円は超えてしまうかもしれませんよ。
幸いにも日本文化大学は東京圏の大学なので、
地方から上京就活することはありませんが、
それでも毎回数百円程度の交通費が掛かります。
就活シーズンに備えてしっかりと貯蓄しておきましょう。
その他、ファッション、娯楽費(デート代含む)、交通手段の確保(自転車など)、
医療費、学生健康保険など、色々と出費がかさみます。
地方から上京してきた方でしたら、帰省の交通費はかなり大きいでしょう。
少なくとも、学費含み日本文化大学の大学生活は
1000万円掛かると思った方が良いですよ。