日本文化大学は多くのオープンキャンパスを開いています。
今年は全9回あり、高校生の多くは最低でも1回は
その日に日本文化大学の門を叩くそうです。
さて、こうしたオープンキャンパスですが、
なにも4年制大学だけが行うものではありません。
警察学校だってオープンキャンパスを実施しているのです。
日本文化大学の4割近い学生は現役で警察官になりますので、
この警察学校のオープンキャンパスに参加している方は、
かなりの数に上ると思いますよ。
警察官採用試験は全国の都道府県で実施しています。
とりあえず47都道府県すべてで、
採用試験は独立していると思ってくれて構いません。
そして警察学校もまたそれぞれ独立しています。
群馬県警に合格しても、茨城県の警察学校に行くことはないのです。
その県の警察学校だと馴染めないから転校なんて出来ませんよ。
日本文化大学は東京都八王子にある関係で、警視庁(東京)が最も多く、
次いで神奈川県と埼玉県、千葉県にて数人の合格者が居ます。
去年は長崎県警の合格者が居ましたので、
恐らくUターン就活として受験したのだと思われます。
日本文化大学の学生の大半は、
東京都警察学校で修練を重ねることになりそうです。
ただし、全ての県がオープンキャンパスを開いているとは限りません。
警視庁は2015年に初のオープンキャンパスを開いたようですが、
それ以降の開催情報はどこにも見当たりません。
2016年、2017年はやらないと思われます。
その場合は、群馬県や茨城県、北海道のオープンキャンパスに
参加するのが良いかもしれませんね。
学校施設の雰囲気を確認することは出来ませんが、
警察学校で学ぶカリキュラムはどこも一緒です。
茨城県警察学校のオープンキャンパスでしたら、
音楽隊によるコンサート、
白バイのテスト走行、警察業務の説明、
鑑識体験、模擬授業、逮捕術の体験、
現役生との座談会といったイベントが用意されていました。
過去形なのは、もう終わったからです。
2017年7月29日開催なので、いまコレを読んでいる方は、
残念ながら今年のオープンキャンパスに
参加することは出来ません。
群馬県警察学校も7月22日で、もう終了しています。
北海道は8月8日と8月9日なので、もしかしたらまだ間に合うかもしれませんね。
新卒の警察官の年齢はバラバラです。
現役で合格した22歳がどれくらい居るのか、そのあたりは完全に謎と言えます。
応募条件が「高校生以上32歳以下」なので
(コレは北海道の例。都道府県によって年齢制限は異なる)、
日本文化大学の学生は普通に警察学校の
オープンキャンパスに参加することが出来ます。
流石に大学1年生でこうしたオープンキャンパスに参加する方は稀ですが、
生の情報が手に入るイベントには早くから積極的に関わりたいところと言えます。
あと、警察学校のオープンキャンパスは昼食体験が出ます。
北海道警察学校だと330円、茨城県警察学校だと500円掛かります。
コミケのように、お釣りが発生しないように小銭を用意しましょう。
アレルギーがある方は、申込時に申し出る必要がありますので、お忘れなく。
他の持ち物は筆記用具くらいで、
服装も特に気にせずOKです。
むしろ、日本文化大学には制服がありませんので、
いつも授業で着ていく衣類で臨むしかないと言えます。
ちなみに、警察官採用試験の服装も自由で、
スーツと私服が半々くらいと言われています。
スーツだと気持ちがシャキっとする方は多いので、
割とスーツは好まれていますよ。
就活を機に、スーツ一式を取り揃える
日本文化大学の学生はかなり多そうです。
気軽に見学できない施設は日本にたくさんあります。
裁判所、刑務所などは気軽に訪ねられる施設ではありません。
そして警察学校も同様です。
日本文化大学はオープンキャンパスのほか、
普段の授業も見学できるイベントを用意していますが、
警察学校はそうしたものを用意していません。
オープンキャンパスが唯一の確認手段と言われているのです。
ただし、警察署を見学できるイベントは割と用意されています。
長野県警察インターンシップが9月11日と12日に開催されますので、
警察官としての仕事が気になる方は、是非参加しましょう。
参加条件が「大学生」or「大学院生」なので、
日本文化大学は余裕で条件を満たしています。
刑事事件の捜査を体験できるプログラムが用意されていますので、
警察官として働くとどういったことが起きるのか、
しっかりとこのインターンで確認しましょう。
日本文化大学の学生でしたら、
3年生あたりでこうしたインターンを利用するのではないでしょうか?
9月開催でしたら、4年生にはちょっと遅すぎと言えます。
話はちょっと変わりますが、小学生がなりたい職業ランキングというのがあります。
最近だとユーチューバーが地味に順位を上げているみたいです。
しかしこうしたランキングが10年後、20年後まで続くとは限りません。
20代がなりたい職業ランキングと、
30代がなりたい職業ランキングはまるで異なります。
40代でしたら「鳥」と多くの方が回答するでしょう。
小学生の多くがその職業の実情を知りませんので、
インターンシップに参加して「なんか違う」となることは非常に多いと言えます。
また、実際に数ヶ月働いて「やっぱり違う」となるケースも多いです。
警察官は全業種の中でもかなり厳しい職業なので、
警察官を目指す10代が途中で夢を変えることは決して珍しくないのです。
そうしたことから、日本文化大学は方向転換がしやすいように、
民間企業への就活支援にも力を入れています。
そもそも警察官採用試験の合格率は10~15%なので、なれない方が普通なのです。
日本文化大学は入学者の半数が公務員になる大学として評判になっていますが、
逆に言えば、半数の方が一般企業へと就職します。
警察官採用試験自体を受けない方も多いので、
日本文化大学の警察官採用試験の合格率は非常に高いと推察出来ます。
警察学校のオープンキャンパスはレアですが、
就職ガイダンスはどこも必ず実施しています。
働く方を募集する以上は、
採用試験とは別にこうした説明会を用意する必要があるのです。
民間企業だと面接オンリーなケースが多いので、
説明会&採用試験としている場合が多いと思われます。
試験をする場合も、SPIをやらせるくらいでしょうか。
話を警察官に戻しますが、各県警によって求める人材は微妙に異なります。
「正義感」と「冷静さ」は全ての県警が求めている資質ですが、
それ以外の要素を面接にて測られることが多いです。
そして、そうした面接対策のノウハウを日本文化大学は豊富に用意しています。
もちろん、就職ガイダンスで直接訊くのも有用ですが、
日本文化大学の就職ガイダンスで具体的なアドバイスを受ければ、
採用試験における面接でパーフェクトな回答を出来るかもしれませんよ。
オープンキャンパスで分かることは多いです。
こうしたものに参加しないと分からないことはかなりあります。
仮に警察学校のオープンキャンパスに参加できなくても、
日本文化大学は現役警察官と対話できる催し物を複数開いていますので、
警察学校での暮らしについて訊くことが可能です。
むしろ、そういった生の声を聴くために
日本文化大学に入学してくる学生は多いのかも。
講師陣にも元警察官は多いので、色々と話を聞いてみましょう。
しかし伝聞で分かることには限りがあるので、
やはり警察学校のオープンキャンパスには積極的に参加したいところですね。