日本文化大学の新柔道場「立志館」が2月1日に完成しました。
224畳の広さに2面の試合場と、かなり大型の道場になります。
柔道の試合場の大きさは8~10m程と言われており、
使用する畳の枚数は40~61畳くらいです。
正式なサイズは1辺9.1mで、使用する畳の枚数は50畳になります。
ただしそれは試合場に必要な畳の枚数です。
場外の部分も必要で、隣の試合場の間にもそれなりの間隔が必要です。
上手く詰めれば、3試合場作ることは可能ですが、
しっかりと場外も作るのでしたら、やはり2つが限度かもしれませんね。
しかし毎日試合をする訳ではなく、
224畳を使って日本文化大学の学生は練習に明け暮れていると思います。
「畳」と称しましたが、新柔道場「立志館」の床はよくある畳の色ではありません。
国際試合で良くある黄色と赤のシートになります。
こうした柔道場は割と流行っているようで、
日本文化大学に限らず、他の大学でも良く見かけます。
この色のバリエーションは国際大会のスタンダードになりつつありますので、
そうしたものに慣れておこうという配慮から、
日本文化大学はこの色のパターンを採用したのだと思います。
他にも様々な畳の色があります。
緑が最もスタンダードだと思いますが、青色というのもあります。
黄緑色(ワサビ色)や、肌色タイプのものもあります。
探してみればもっと奇抜な色もあるかもしれませんよ。
ただし、あんまり変な色だと眩暈がするかもしれませんね。
異なる色の畳を交互にクロスに配置したら、
ちょっと頭がクラクラするかもしれません。
家の中のカーペットでしたらそうしたのもありですが、
お互いを投げ合う会場でカラフルな色合いの畳を視界に収めると、
それだけで眩暈がしそうです。
日本文化大学の新柔道場は黄色と赤ですが、
最初の頃は違和感だらけだと思います。
国際大会に慣れるためにも、こうした色で練習する必要があると言えそうです。