日本文化大学は本来、日本の失われつつある文化を継承させるために
建てられた大学になります。
しかし、そうした綺麗ごとを謳うだけでは、食っていくことが出来ません。
伝統芸能をいくら磨こうとも、
それで食べていけるのはほんの一握りの人間だけになります。
そこで日本文化大学では、文化を継承させるカリキュラムを用意しつつ、
他のことにも力を入れるようになりました。
それが就職支援です。
今や大学という存在は、就職準備校としての色合いが強くなってきており、
日本文化大学もそうした空気に迎合する形で就職支援に力を入れるようになりました。
そして中でも、警察官採用試験に注力しています。
カリキュラムの内容を警察官採用試験に特化させている日本文化大学ですが、
それ以外にも様々な特徴を持っています。
犯罪心理学や行政学などの授業を行うだけでなく、
就職支援セミナーを1年の時から実施しているのです。
こんなに早く対策するのは、日本文化大学くらいではないでしょうか。
一般的な大学は3年の4月からスタートするところが多いと思いますが、
この大学では入学した月から就職支援を開始するのです。
学業に支障が出ると懸念する声もあるかもしれませんが、
そもそも大学で学んだことは就職採用試験に直結すべきものではないでしょうか。
いくら採用試験で「学部学科不問」のところが増えてきたとはいえ、
これでは大学で学んだ授業が何の役にも立たなくなります。
教養を深めるという意味でなら、その教養を問う試験を、
採用時に課すべきではないでしょうか。
また、情報収集に時間を掛けたくないという意味なら、
日本文化大学はかなり良いところです。
「警察官」という仕事を目指すのでしたら、
一般的な企業のように「企業研究」をすることもありません。
埼玉県警や千葉県警で試験の内容は変化しますが、
仕事内容は全国の都道府県で一緒です。
色々な業種に向けて情報収集および対策を練る必要がありませんので、
1学年の時から「警察官」に向けてしっかり備えることができるのが、
日本文化大学の魅力と言えます。