日本文化大学の成り立ち
日本文化大学は、初代学長が柏樹書院で学んだことを実践する目的で設立された日本の東京都に位置する私立大学のことです。初代学長は、敗戦後に日本社会が劇的に変わっていく最中、日本古来の伝統や文化、そして道徳などが急速に失われていくことに焦りを感じ、ヨーロッパで学ぶことを決意しました。ヨーロッパから帰国してすぐに、日本古来の道徳、伝統、叡智を継承しながら、次世代を担うことができる優秀な人材を育成することを目指し、高い志のもとに設立されたのがこの日本文化大学だったのです。初代学長は、恩愛禮義、清明和敬、重厚中正、そして祖風継承を建学精神として定め、後進の育成に力を注いだのです。
日本文化大学のカリキュラムについて
日本文化大学は法学部のみの単科大学でありながら、進路を見据えた様々な授業を履修することができる充実したカリキュラムに定評があります。1年次と2年次には教養の授業とともに法律の基礎的な学習をするカリキュラムが充実していますが、3年次以降は就職を見据えた実践的な授業が多数用意されており、自分の将来にあったカリキュラムを履修することができます。特に法心理コースにおいては、授業に大学のOBやOGであり、現職の警察官を講義に招いて講習を受けることができたり、就職に役立つ講義を受けることができるのがこの大学の特色です。実際、公務員や警察官への就職率が高いことから、こういった実践的な授業が就職支援につながっていることが伺えます。
少人数授業と担任制の導入
日本文化大学というのは、法学部のみの単科大学で、学生の人数も少ないことから少人数での授業を受けることができます。また、日本の大学の中でも珍しい担任制を導入しているので、生徒との距離が近く、個別指導もしっかりと受けることができるのが強みでもあります。遠方からこの大会へ進学し、生活面での不安や悩みを抱えている学生に対するサポートも実施していることから、規模の大きな大学では決して受けることのできない充実した指導を受けられるのが魅力です。就職や進学などの相談にも親身になってくれるので、進路相談や就職相談もすることができるのです。討論会を開催することによって生徒が自分の意見を積極的に発言することができるような場の提供にも力を入れています。
就職に強い日本文化大学
日本文化大学の卒業後の進路先として多いのが、警察官や公務員といった公的な仕事に就く人が多いという点です。先に述べたようにこの大学の卒業生には警察OBやOGが多いため、就職に向けての特別な講習を受けられるなど警察官を目指す生徒にとっては最良の環境にあるといえるでしょう。就職支援も大学1年次から受けられるので、中長期的に就職活動に取り組みたいという生徒にとっては最適の大学です。大学講師の多くが元警察官という経歴を持つ人達が多いため、将来的なアドバイスを受けられることができる環境にあります。