日本文化大学は土曜や祝日に通学しやすい

日本文化大学は土曜日も授業を行う珍しい大学です。
一般的な大学は土曜・日曜を休校扱いにすることが多く、
仮に授業を行うにしても、集中講座くらいだと思います。
しかし、日本文化大学は土曜日も平常通り終日まで授業を組んでいます。

土曜も授業があるので、
日本文化大学の学生は一般的な大学よりもたくさん勉強することが出来ます。
講義の総数自体は一般的な大学と変わりませんが、大学に登校さえすればその分、
自習やゼミ活動に励むことが出来ると言えます。
しかし、ここでひとつ注意しないといけない点があります。
特に電車通学の方は、休日ダイヤな点を気にしないといけません。
いつもと同じ時間に出てしまうと、遅刻してしまうかもしれません。

また、一般的に大学は祝日も授業を行います。
文科省によると、「15回以上講義をすること。
もしくは、足りない分はレポートで補うこと」という指針を出しています。
それゆえ、祝日に休むと1学期中に15回分の講義をやりきるのが難しくなります。
また、月曜日は代休が多いです。
日本文化大学も同様に、祝日でも授業を行うと思います。
こちらも休日ダイヤには注意したいところです。

土曜や祝日に授業を行う利点ですが、休日ダイヤになりますので、
いつもより電車は空いています。
一般的な大学および企業は土曜や祝日を休みにするところが多いです。
そういう意味では、日本文化大学は通学がしやすいところだと言えそうです。
駅から徒歩5分という点も、駅を利用しやすい理由だと思います。

航空写真から見た日本文化大学

航空写真を見て頂ければ分かる通り、
日本文化大学の裏手は完全に森に覆われています。
その中に、竹林が名所となっている「和敬の道」が
1kmに渡って伸びていると言われていますが、
実際のところは森の中を歩いている感じなのかもしれません。
遊歩道こそ整備されていますが、
自然の空気をかなり身近に体験できると思います。

航空写真は色々な情報が分かります。
普段見ることが出来ないところも、上から覗くことで詳細に分かることがあります。
例えば、日本文化大学は本校舎とは別のところに総合グラウンドを設けています。
片倉駅の西側にありますが、その場所は塀や木々に囲まれているため、
グラウンドがどんな形をしているかは入らない限り分かりません。
しかし、空から眺めることでしっかりとコートを確認することが出来るのです。
どれくらいの面積なのかも一目瞭然です。

また、日本文化大学のすぐ東には、片倉台こぶし公園があります。
片倉駅からの通学路からは外れるため、
地図を見て、初めて気付く人はいるかもしれません。
公園と名付けられていますが、実際には丸い敷地に原っぱがあるだけで、
遊具も何もありませんので、
そういう意味でもここを公園だと気づいていない人はいるかもしれません。

航空写真で分かることは多いです。
日本文化大学のホームページには様々な写真が載っていますが、
一部分の情報のみでちょっと特徴が掴みにくいかもしれません。
航空写真なら、どんな形で建っているのかを一目で把握することが出来ると言えます。

日本文化大学の特別なプログラムたち

日本文化大学は他にはない、ユニークなカリキュラムが揃っています。
「法律討論会」や「裁判傍聴」、「模擬裁判」など、
法律に関する様々なプログラムが勢揃いしています。
今回はそのことについて紹介したいと思います。

法律討論会は3人1組になって法的判断力やプレゼン能力を競い合います。
チームワークがかなり要求されると共に、
それぞれ専門的な知識も必要になります。
ある意味、弁論部に近いかもしれませんね。
ただし、あちらは個人戦ですが、こちらは団体戦になります。
既に10年以上に渡って続いている伝統あるカリキュラムです。

裁判傍聴では実際の裁判を見学します。
裁判所は、個人なら意外と簡単に傍聴はできますが、
実は団体の申し込みは少し難しいです。
なぜなら、希望する団体が多いため、
そう簡単には申請が通らなくなっています。
日本文化大学は毎年6月に裁判傍聴をしていますので、
何か特別な枠が用意されているのかもしれませんね。

日本文化大学の最たる特徴でもあるのが、模擬裁判です。
法律討論会に似ていますが、こちらは実際の裁判と同規模で開催します。
検察側と弁護側で分かれ、それぞれ6~7人のチームを組んで討論します。
そして、その準備期間に1ヶ月も要するあたり、
模擬裁判に掛ける真剣さが伺えるというものです。
台本もなく、裁判で発言する内容はすべて学生で考えないといけません。

こうした特別なプログラムを魅力と感じて、
日本文化大学を受験する生徒は多いのかもしれません。

日本文化大学の部活事情

日本文化大学は法学部ただひとつだけの単科大学になります。
一学年で200~250人が在籍しており、
学生総数は800~1000人程度になります。
これは一般的な高校と同じくらいの人数と言えそうです。
そうした事情から、部活動やサークルの数は
他の大学に比べてやや少ないと言えるかもしれません。

日本文化大学の正式な部はわずか4つ、
サークルは運動部12、文化部6しかありません。
その代わり、それぞれの部やサークルに人数が集中しているとも言えそうです。
特に最大規模の部活動が剣道部です。
毎年変動していますが、かなりの人数の学生が所属しているそうです。
柔道部も50人以上の学生が所属していて、しかも2つの道場を所有しています。
弓道部も人気の模様です。

日本文化大学の4つある部の内、3つは武道です。
そして唯一のスポーツの部がバスケットボールになります。
ちなみに、男子バスケ部と女子バスケ部があります。
こちらもそれなりの人数がいるみたいで、
少なくとも1チーム(ベンチ含み12人分)は作れそうです。
日本文化大学は男女比8:2ぐらいと言われていますが、
女子チームができるぐらいの部員を確保している模様です。

一般的な大学の平均は分かりませんが、
それを考慮しなくても日本文化大学は文科系サークルが少ないです。
吹奏楽部が無いところは、少し珍しいかもしれません。
バスケは5人いれば何とかなりますが、吹奏楽は常に大人数が必要です。
また、楽器などもかなりの数が必要で、初期費用はかなりの額になると言えます。
それゆえ、そう簡単には吹奏楽部を新設することは叶わないのです。
その代わりではありませんが、軽音楽部はあります。
こっちは少人数でも十分演奏することができます。

もしかしたら、非公式のサークルがたくさんあるのかもしれませんね。

教員も特長のある日本文化大学

大学を選ぶ際に選択肢の一つとして挙げられるのが教員です。
優秀な方がいる大学に行き、講義を受けたいものです。
科目や立地、アクセス以外にもどんな教員がいるかも大学選びでは重要です。
その点、日本文化大学なら問題ありません。
教員にも特長があるので、どの講義も充実した内容になっています。

日本文化大学の教員の特長はなんといっても各界の出身者であることにあります。
教員には実務経験者が揃っていて、
日々の指導から進路のサポートまで自らの経験に基づく言葉をくれるので、
好評となっています。
貴重なアドバイスももらえるので、日本文化大学の教員は注目が集まっています。

日本文化大学は少数制の大学です。これは学生同士だけでなく、
教員とも距離が近いというメリットがあります。
通常の大学であれば触れ合う機会の少ない教員とも、密に接することが出来ます。
特に基礎ゼミや専門ゼミでは教員ととても距離が近く、
学生同士のディスカッションだけでなく教員の貴重な意見も聞ける場として好評です。
距離が近くどんなことも話せるので、見聞が広がり自分のレベルアップを図れます。

教員が各界の実務経験者であり、そんな教員と近い距離で接することが出来る。
日本文化大学なら講義だけでなくその他でも教員のサポートを受けることが出来ます。
また、実務経験者の教員から良い刺激を受けることも出来ます。
在学中だけでなく、将来のことも考えて良い影響をたくさん受けることが出来る。
それが可能な優秀な教員がいる日本文化大学で勉強しましょう。

スポーツが盛んな一面もある日本文化大学

高校までで部活をしていて、大学に入ってからもスポーツをしたい。
そんな方には日本文化大学がぴったりです。
日本文化大学はスポーツが盛んな一面もあります。

日本文化大学では部活動として剣道部や柔道部、
弓道部にバスケットボール部があります。
サークル活動ではサッカーや野球をはじめバドミントンにバレーボール、
フットサルに陸上、ダンスや少林寺拳法など多彩なスポーツサークルがあります。
日本文化大学ならスポーツが好きな方、今までしてきた方だけでなく、
大学を機にスポーツを始めたいという方もぴったりです。

警察官になるために日本文化大学に通う方もいます。
警察官になるためには柔道や剣道が必修なので、
部活動を通じて段を取る方もいます。
高校まで続けていた方もいれば、
中には大学に入ってから柔道や剣道を始めたという方もいます。
どちらのパターンでもしっかりスポーツに取り組めるのが日本文化大学です。
顧問の教えの元、部員は毎日汗を流しています。

日本文化大学がスポーツが盛んなのはキャンパス内の設備にもあります。
剣道場や柔道場に弓道場があるだけでなく、
人工芝のグラウンドやフットサル・バスケットコート、
サークルスクエアなどの設備が充実しています。
キャンパス内で部活動やサークル活動が出来るのもメリットなのです。

日本文化大学の多くの学生は部活動やサークル活動で体を動かし、
汗を流しています。
スポーツ好きな方にもぴったりな大学です。
高校までに続けていた方は大学でもスポーツが続けられ、
大学入学を機にスポーツしたい方にとっては
設備や部活・サークルの数が豊富なので、新しいことにチャレンジ出来ます。

日本文化大学での勉強の土台になる基礎教育

大学は高校までとは違い、専門的なことを学ぶ場です。
日本文化大学は法学部のみを設置する単科大学で、
4年間を通じて法律を学んでいきます。
日本文化大学の入学の地点では、法律を学びたい!
という意志があっても知識は豊富ではないはずです。ですがそれでいいのです。
法律に詳しくなくても、これから法律を学んでいく。
そのために1年次に日本文化大学では、
勉強の土台となる基礎教育をみっちりと行っていきます。

日本文化大学の基礎教育では、
必修科目として法律の基礎を学ぶ法学・憲法Ⅰ・民法Ⅰがあります。
法学では法の分類や起源など法律全般の基礎を身に付けて、
憲法Ⅰや民法Ⅰでは人権や総則から学びます。
これらの科目は2年次以降に始まる専門教育の基礎となります。
最初は法律の「ほ」の字も知らなかったような学生も、
日本文化大学の基礎教育をみっちり受けることで法律を学ぶ土台をしっかり作ります。

1年次の基礎教育は法律だけではありません。
様々な必修科目や選択科目を選び、学んでいきます。
「法律と関係ないことも学ぶのか?」と思う方も少なくありません。
ですが法律を学び、将来に運用し実際に適用するためには
法律の知識だけでは駄目なのです。
豊かな人間性も不可欠です。
そのため日本文化大学では必修科目や選択科目で様々なことを学び、
知識だけでなく教養や人間性も養っていきます。

基礎教育を1年かけてみっちり行うことで、日本文化大学での勉強の土台を作ります。
しっかりした土台を作ることで、2年次以降の勉強がちゃんと身に付くのです。
基礎教育は専門教育と同じくらい大切です。

一人暮らしをする日本文化大学の学生

大学には色んな人が集まってきます。
高校までのように同じ都道府県から来るだけでなく、
色んな地域から人が集まってきます。
日本文化大学の学生も地方からやって来たり、
通学時間が長すぎるために一人暮らしを始める方が少なくありません。
日本文化大学の学生は7割ほどは実家暮らしですが、
3割ほどは一人暮らしをしています。
日本文化大学のある八王子には手ごろで安心して住めるアパートやマンション、
下宿先があるので一人暮らしをすることが可能です。
家賃が手ごろで大学にも近いところに住む学生が大勢います。

日本文化大学の学生は一人暮らしをすることで、家事スキルを上げています。
自分でしなくてはならないからこそ、どんどんスキルが上がっていくのです。
手間も掛かりますが、長い目で見れば家事スキルの向上は大きなメリットといえます。
家事をしなくてはいけない分、
生活にメリハリが出ると考えている日本文化大学の学生もいます。
勉強したり遊ぶだけでなく家事もしなくてはならないので、
きっちり時間配分が出来るようになる。

時間が限られる分、かえってメリハリになり充実した生活を送っています。
何よりも家族のありがたみも感じるのもメリットです。
実家にいた時よりもありがたみを感じる、
実家にいた時はけんかばかりしていたけど今では思いやりを持って接することが出来る。
一人暮らしにより、日本文化大学の学生は家族のありがたみを感じています。

日本文化大学の学生は一人暮らしをすることで、大変ながらも色んなメリットを得ています。

模擬裁判も行う日本文化大学

裁判というと聞いたことはあっても、
馴染みが深いものではない方は大勢いると思われます。
よほどこのことがない限り縁がないのが裁判です。
法律を学ぶ上で、裁判は避けて通れない存在です。
座学だけでは裁判を理解出来るとは言い切れません。
日本文化大学では座学だけでなく、模擬裁判を行います。
そのためにキャンパス内には模擬法廷が存在します。

日本文化大学の模擬法廷は、
裁判官や裁判員が一列に並ぶ裁判官席、傍聴席を完備しています。
本物のような法廷教室となっているのが特徴です。
この模擬法廷にて模擬裁判を行うことでリアルな法の学びを実現しています。
日本文化大学ではキャンパス内で行う模擬裁判とは別に、
毎年秋になると八王子学園都市大学と共催で市民公開の模擬裁判も行っています。

日本文化大学で行われる模擬裁判は学生主導で行われます。
検察側・弁護側に分かれて模擬裁判を経験することで、
物事の捉え方やそれを表現する方法がわかります。
また裁判についてもしっかり学ぶことが出来ます。
裁判を経験することは、よほどのことがない限りありません。
ですが裁判は裁判員など様々な形で、誰でも経験する可能性があります。
そのためにも日本文化大学では模擬裁判という貴重な経験が出来るのです。

体験するということは、人の成長には不可欠です。
法律を学ぶ上で、模擬裁判を経験することには大いに意味があります。
模擬裁判も行い、体験することで知識や経験を深められるのが日本文化大学です。

法律に関わる人材を育てる日本文化大学

法律を学ぶ上で必要なことは何でしょうか。
法律にまつわる知識でしょうか。
勿論、知識は必要です。
ですがそれと同じくらい必要なのが豊かな人間性です。
豊かな人間性も併せて養わなければ法律に関わる人材にはなれません。
ただ法律を振りかざすだけになってしまう可能性が高いです。
それでは法律を学んだとはいえず、真に法律に関わる人材にはなれません。

日本文化大学では法律を学びながら豊かな人間性を身に付けます。
そのため知識の習得に加えて、
幅広い基礎教育と日本の伝統や文化を大切にするための人格教育にも
日本文化大学は力を注いでいます。

何故日本文化大学が豊かな人間性を身に付けるようになったかというと、
創学者の蜷川親繼が建学の精神の中で、
「これからの日本を支えていく青年は、
法の知識のみならず温かい人格をも兼ね備えなくてはいけない」と説かれたからです。
そして人格教育の指針として、
恩愛礼儀・清明和敬・重厚中正・祖風継承の四条目を挙げました。
この四条目により、利に走らず功におぼれない真の人間育成を目指しています。
日本文化大学の学生は四条目により礼と義を尊び、和と敬を持っています。
文化や伝統を守り、さらなる発展を図りながら正しい道を明らかにします。

法律にまつわる知識が豊富なだけでなく、
人格もしっかりしているからこそ日本文化大学の学生たちは社会で活躍し、
様々な分野で貢献しています。
法律をふりかざすのではなく、法律と温かい人格兼ね備えているのが特長です。
そのためどこに出ても恥ずかしくない人材となり、様々な業界で活躍しています。