【我が国の高等教育の実情とは】
文部科学省が公表したデータ(2020年度学校基本調査)によると、4年制大学の進学率が54.4%で調査を開始した1948年以降で過去最高でした。半数以上の人が高等学校を卒業した後に大学に進学していることを意味しており、大学も高校と同じように大衆化していることがわかります。 かつては大学に進学できるのはほんのわずかで、大学の学士号を取得すれば就職が保証されていた時代もありました。現在は単に学士号を取得していても就職に有利になるとは限らず、大学で学んだ内容が重視されるようになっています。
【大学教育に求められること】
将来に希望する職種に就くためには、大学で専門的かつ実践的な内容を学ぶことが求められます。大学は高等教育機関なので、学術的な内容も学習する必要もあります。残念なことに、日本の多くの大学では学術的な教育に力が入れられており、実践的な知識や技術の習得が不十分なケースが少なくありません。学部卒業後に大学院に進学して学者になるのであれば、学術的な知識を学習すれば良いでしょう。それでも実際のところ、大学を卒業した後に全ての学生が大学院に進学したり学者を目指す訳ではありません。大半の人は大学を卒業した後に民間企業や公的機関などに就職するので、大学では社会に出てから役立つ実践的な内容も学ぶことが求められます。
日本文化大学法学部では、公務員や民間企業に就職して仕事をする際に役立つ実践的な内容を扱うカリキュラムが用意されています。
【実践力が学べる日本文化大学とは】
日本文化大学は法学部のみの単科大学で、公務員試験や警察官の採用試験対策のための指導に力が入れられているという特徴があります。就職した後も社会人として役立つ法律の知識やその他の教養などを身につけるための授業も充実しており、多くの卒業生が活躍しています。
日本文化大学では、「日本文化」を学習したり体験することができるという特色があります。大学を卒業した後は日本社会の中で生きることになるので、学生時代に日本の文化を身につけておくことはとても大切です。多くの方は大学ときくと、講義室で教授の話を聞いて知識を習得するというイメージを抱くかもしれません。実際に国内の多くの大学は講義(座学)を中心にした指導が行われていますが、日本文化大学は1年次のカリキュラムに茶道を体験するための授業が組み込まれています。茶道を体験することで、日本の文化を体で身につけることができます。
課外活動では、剣道・柔道・弓道といった日本の伝統的な武道に力が入れられています。課外活動を通しても、日本に伝わる文化を体験することができるでしょう。
【日本文化大学の講義の特色】
日本文化大学のカリキュラムでは、採用試験や就職に関係する資格取得のための実践的な内容の授業が多く用意されているという特徴があります。単に多くの授業が用意されているだけでなく、それぞれの講義では学生が内容を理解できるように工夫されているという特色があります。日本文化大学では先生と学生との距離が近く、授業内容を理解しやすいような形で授業が進められます。