日本文化大学の1年生のカリキュラム
日本文化大学では、1年生のとき将来的な就職試験に直接的に良い影響を与える基礎学力を身に付けるカリキュラムが用意されています。リメディアル教育は、言語や非言語系・社会科学・スポーツなど多彩な基礎教育を受けながら幅広い知見を得られるよう育てます。法学は日本文化大学の必須科目の一つになっていますが、法の分類や起源といった法律全般においての基礎知識を身に付けながら憲法・民法の中ではそれぞれ人権および総則から学習することになります。これらのカリキュラムはいずれも2年生以降に行われる専門教育の基礎になる部分ですから、分からないときには分かるまで指導を受けることも重要です。 日本文化大学はクラス担任制になっているので、分からないことがあるときなど直ぐ教師に相談できる環境になっていますし、ゼミなどの場合は10名前後の少人数制になっているので直ぐに分からないことを分かるまで教わることができる環境です。基礎で分からないことがありそれをそのままにしておけば2年生以降の授業が分からなくなる、担任制や少人数制はこのようなリスクをゼロに導く良い効果を与えるものといえましょう。日本文化大学は、公務員および警察官などを志望する学生さんが多いので、法律に関わるための豊かな感受性を養うことができる日本文化史も科目の一つになっている、1年生のときから茶道が必須科目になっているのも特徴の一つです。
茶道を学びながら人への気配りと会話の大切さを再認識
日本文化大学の楽校舎には大広間に設けられた茶室と4畳半ほども広さの本格的な茶室が完備されています。茶道を学ぶゼミがある大学などではおなじみの光景かもしれませんが、日本文化大学は法の前には人がある、このような建学精神から日本文化を継承する茶道を1年生から必須科目にしているようです。茶道は、日本の歴史および文化を学べる人間的にも成長に繋がる日本を代表する学問の一つといえます。日本文化大学に通う学生さんは、日本文化を継承した茶儀を通じて知らない間に日本の伝統美、先人たちの知恵を身に付けることができるようになる、茶道のお茶の点て方および歩き方、所作を通じて人への心配りおよび会話の大切さを感じることができる時間です。
2年生以降からは専門教育のカリキュラムも選択
日本文化大学は、実社会で活躍できる人材に育成する目的で専門性を身に付ける4つの専門職モデルを用意しているようです。法律専門職モデルは、法律専門職の講師により裁判実務を学び法律の専門職を目指すものです。警察官・消防官モデルは、刑事政策・危機管理などを学習して採用試験の際に有利になるITパスポートの資格取得も実現する、公務員モデルでは公務員に欠かせない行政法や行政学などを学んで行政書士の資格取得を目指します。そしてビジネス関連法モデルでは、民間の会社で働くときに役立てられる簿記の知識や企業経営に欠かせない法律の知識を取得します。