日本文化大学の年中行事について

どの教育機関も年中行事は公表しています。
年中行事を気にして受験する方はあまり居ませんが、
この時期にこんなことをするのかを知るのには有用です。
大学だと流石に修学旅行はありませんが、体育祭や特殊イベントなど、
色々な催し物が待ち受けていますよ。

<4月>
日本文化大学は日本の標準的な大学になりますので、
入学式は4月になります。
アメリカに合わせて
9月入学に合わせようとする動きが少しだけありますが、
こうした制度を変えるのは容易ではありません。
実際に行うとしたら、4月と9月の両方で入学式を行うという案になります。
国際化が進めば、日本文化大学も秋入学の制度を採用するかもしれませんね。
でも、「サクラ=入学」のイメージが強いので、
4月以外に入学するのは中々慣れないかも。

<5月>
日本文化大学の創立記念日は5月です。
1978年に開学し、今年で39周年になります。
何日に創立したかまでは調べられませんでしたが、
その日は休日扱いとなり、
日本文化大学の学生は伸び伸び過ごしているかもしれませんね。

<6月>
6月になればオープンキャンパスを開くようになります。
高校生の皆さんに、日本文化大学がどのようなところかを紹介します。
AO入試で入るには、一度はキャンパスに訪れる必要があり、
多くの方がこのオープンキャンパスに参加して願書を手に入れると言われています。
ただし、今年のオープンキャンパスは5月からスタートしました。
回数も総勢9回と、過去最多です。
それだけ日本文化大学の受験生が増えているとも言えそうです。

<7月>
7月末に前期定期試験があります。
年度によって8月に滑り込むこともありますが、
今年は7月中に全部終わった模様です。
オープンキャンパスが7月30日(日)にありますので、
その前に試験を全部終わらせたと思います。
オープンキャンパスの翌日に定期試験をやらせるのは、
流石にキャンパスを案内する在学生が可哀想です。

<8月>
8月は夏休みになります。
この時期に何をするかで、自分の価値は決まると言っても過言ではありません。
そして、日本文化大学ではこの時期に就職試験対策講座を行います。
普段まとまった時間を取れませんので、長期休みを利用して集中講座を行うのです。
もちろん全日を試験対策に費やすことはなく、部活、バイト、デートなど、
日本文化大学の学生はそれぞれのモラトリアムを堪能すると思われます。

<9月>
9月の末あたりから2学期がスタートします。
この開始時期も年度によって1~2週間ズレることはよくあります。
そして先の説明で「大学生は修学旅行がない」と言いましたが、
日本文化大学は2年次に三重県へと修学旅行に行きます。
選択科目の「文化綜合演習」にて、1泊2日の現地講義を行うのです。
鳥羽は港町と海賊(水軍)の歴史を持つ街であり、
1594年に建造した鳥羽城は三重県の史跡に指定されています。
水軍の城でもあるため、城が海に突き出ているのが特徴になりますよ。
実際に何を学ぶかは分かりませんが、
伊勢や鳥羽の歴史を学べると評判になっています。

<10月>
年度の半分を過ぎるとイベントごとが増えてきます。
3年次には就職活動壮行式を行って、就職活動に向けて気を引き締めます。
この時期になれば、警察官を目指すか、一般企業を目指すか、
日本文化大学の学生は進路を固めている頃になります。
警察官採用AO入試で入学し、法心理コースに進んだ方も、
この時期には進路を変更することもありますよ。

また、10月の末には菊花祭が開催されます。
いわゆる体育祭で、OB・OGも多数賓客として招かれるそうです。
日本文化大学は文化祭がありませんので、こうしたイベントにて卒業生を招くとのこと。
柏樹会のホームカミングデーとは別に、同窓会なども同時に開いていると思いますよ。
ちなみに土日祝の関係で、11月初旬に滑り込むことが多いです。
去年は文化の日あたりに菊花祭を開催したそうです。
1~2年生を中心に、バレー、バスケ、バドミントン、
サッカー、クラス対抗リレーを行いました。
3年以上が参加しないのは、就活で忙しいからかもしれませんね。
卒論にもそろそろ着手しないといけませんので、
こうした運動会に参加できる余裕がないのだと考えます。
でも、内定を勝ち取った方だと、積極的に混ざっているかも。

<11月>
模擬裁判は日本文化大学の華と言えます。
本物そっくりの裁判所を用意し、そこで本物さながらの模擬裁判を行います。
流石に「異議あり!」と指差すことはありませんが、
市民を裁判員として参加させるあたり、かなり本格的です。
そして、在学生だけでなく、保護者、OB・OG、
さらには一般市民まで聴衆することが可能で、
貴重な体験が出来ると人気を集めています。
日本文化大学は警察官を目指す大学で、
弁護士・検事に進む方は皆無に近いですが、
この模擬法廷は学生の間でかなり高い評判を得ているようです。

<12月>
時期は多少前後しますが、この時期に法律討論会を行います。
毎年2回開催し、複数のチームがパワーポイントを使って
それぞれの研究結果を発表します。
論旨発表は10~15分程度。
その後、質問タイムになります。
優秀質問賞もあり、毎回質疑応答に熱が入る盛況っぷりです。

<1月>
冬休みの期間は、関東はどこも一緒でしょう。
大体クリスマスの後あたりから冬季休業となり、
七草がゆあたりの日から授業を再開します。
そして月の中頃でセンター試験があります。
日本文化大学も会場として貸し出すと思いますよ。
その後は月末に後期定期試験があります。
1月に関しては、日本文化大学は他の大学とほとんど同じと言えます。

<2月>
定期試験が終わって、2ヶ月に渡る春休みが始まると再び、
就職試験対策講座が開かれます。
3年生はそろそろ就職に向けて本格的に採用試験に臨むようになり、
春休み中に内定を勝ち取る方もチラホラ出始めるのではないでしょうか。
警察官採用試験も早ければ4月末には第一回が開催されます。
春休みだからって、あんまりウカウカしていられませんよ。

<3月>
春休み中に卒業式があります。
正式には「学位記授与式」と呼びますが、
多くの日本文化大学の学生が晴れ着を着て、この式に臨みます。
女性でしたら、袴姿を着付けてもらう方が多いのではないでしょうか。
最近は大学の会場でレンタルや着付けをしてもらえるプランもあり、
日本文化大学の女子学生もこういったものを利用しているかもしれませんね。
卒業証書を手渡しでもらうのは、実に感慨深いものです。

日本文化大学の年間行事は大体こんな感じになります。
他にも細かいイベントはいくつかあり、
季節に応じて学生の皆さんは様々な催し物に参加していると思われます。
特に就職に関するイベントが多く、
就職内定者によるアドバイスや内定者就職活動体験報告会、
インターンシップの参加など、かなり忙しいです。
部活動に所属していれば、大会などもあります。
昇段試験なども重要と言えます。
このように大学生活というものは、
色々なイベントが待ち受けているものなのです。
むしろあまりに忙しすぎて、休む暇などないかもしれませんね。

日本文化大学は土曜もフルタイムで授業があるため、
完全にオフに出来るのは日曜しかありません。
まとまった時間でアルバイトを出来るのは、日曜くらいでしょうか。
日本文化大学の学生のほとんどがアルバイトをしているみたいですが、
彼ら彼女らは一体いつアルバイトをしているのか、非常に気になるところです。
日本文化大学は文系ですが、授業数はかなり多いので、結構大変と評判ですよ。
その分、たくさんの勉学が出来るとも評判になっています。

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