日本には様々な大学があります。その形態は非常に多様ですので、これから大学受験を考えている高校生はいろいろな大学についての情報を手に入れておく事が必要です。自分がどの様な事を勉強したいかやどの様な就職先を考えているかについてもきちんと整理をしておく必要もあります。もしこの様な準備をせずに見栄えだけで大学を選んでしまうと、入学してしばらくしてこんなはずではなかったとか予想していた大学とは違っていたという様な後悔をする事になります。くれぐれも事前の準備を十分にする事をお薦めします。
大学の規模については、大きければいいというものでもありません。大規模な大学は大勢の学生がいる事は色々な人と出会えるのはいいのですが、どうしても1つの事に集中するという事が難しくなってきます。学生が多い分教師も一人一人の学生に気を配る事が難しくなるので否応なくマスプロ教育になってしまいます。もしなにか1つの事に絞りたいのであれば、少人数でもはっきりとした教育目標を持った大学選びをする必要があります。必ずしも大規模な大学がいい大学とは限らない事を忘れないようにしましょう。
大学選びの時に重要なのは、卒業後の姿をはっきりと描ける大学かどうかという事になります。よくあるのが、大学は卒業したものの、その先がはっきりせずに有耶無耶なままでとりあえず就職した先との相性が悪く、すぐにその会社をエスケープしまったというものです。一度だけしか無い大切な人生ですから有意義に過ごせる事が大切になってきます。
日本文化大学は、日本では珍しい法学部のみのしかも法学科のみの単科大学です。その為にここで学ぶ事の指向性ははっきりしていて、ある意味で十分に1つの事に集中できます。また、定員も少なく教員との距離が近いために極めて濃厚な教育環境が提供されます。
日本文化大学では、これも日本の大学では珍しいクラス担任制を取り入れていて、様々の面で教師と学生が極めて親しくなれる環境にあります。マンモス大学のマスプロ教育とは一味違った教育を日本文化大学では受ける事が出来ます。また、日本文化大学のその他の数ある特徴の一つとして、日本文化史(茶道)が必修となっている所です。日本文化をきちんと学ばせるという日本文化大学の校風がここにも表れていて、はっきりとした大学の指向性が示されています。
更に日本文化大学では、法学部法学科の単科大学であるという特徴から法律関係の討論会に加え、模擬裁判といった実践的な法学に関する授業についても力をいれています。少人数の精鋭教育だからこそ出来る特徴のあるカリキュラムです。
学生の就職に対する日本文化大学の支援についても大変特徴があることが知られています。日本文化大学では、1年生の時から就職支援活動の一環としての授業科目を開設し学生の就職に対して幅広い後押しをします。この授業には、外部からの数多くの講師を招聘したり、特に多い公務員を志望する学生向けに公務員に関する講座や公務員試験の模擬試験などを実施しています。