日本文化大学は警察官のための大学と知られている通り、
毎年多くの卒業生を警察官にしてきました。
2015年3月の卒業生を見ても、合計90名もの卒業生が警察官になりました。
なお、キャンパスが八王子にある関係で、
警視庁(東京都)と神奈川県警への就職が多数を占めています。
近県ということで、千葉県警と埼玉県警にも数名の卒業生が行きましたが、
それ以外の県は1名から3名のところがほとんどです。
もしかしたら、Uターン就職かもしれませんね。
また、警察官以外の道に進む方も多いです。
例えば、地方公務員。
警視庁の事務職員や市役所に勤める方も数名います。
国家公務員として自衛官になる方も何名か居ます。
昨年は、消防官になった方が1名いました。
いつもならもう少し消防官に進む方は多いそうですが、
こういう年もあるみたいです。
公務員だけではありません。
卒業生で民間の企業に進む方は大勢います。
銀行、証券、鉄道、不動産、商社、警備会社など、
数多くの民間企業の内定を勝ち取った人たちがいます。
警備会社あたりは、ある意味、警察官に似ているところがありますよね。
日本の若者の多くは、漠然とした将来を思い描いて、
多様性や可能性を求めて「どの職業にも有利になる」大学・学部・学科を目指します。
基本的には、高学歴なところを目指しています。
医学部や法学部は、ある意味進路が固定されていますが、
日本文化大学は警察官という職業になるための学校として
多くの若者から認識されているのです。
もちろん、医学部や法学部の卒業生が
民間の企業に就職するケースは珍しくありません。
中には自分で起業する方も居ます。
そして、どの大学にも就職支援学科(キャリアセンター)があるように、
日本文化大学もまたそうした設備・環境が備わっています。
警察官になるための採用試験対策が、他大よりも遥かに充実しているのです。
他の公務員対策も用意されており、
こうした道に進むことを早くから決めている多くの受験生から、
日本文化大学は人気になっています。