日本文化大学の茶道で身に付くスキル

日本文化大学では茶道が学べます。しかし良く耳にするものの茶道とは一体どういうものなのでしょうか。

 

■茶道とは日本文化の総合芸術である
日本文化大学で学べる茶道は、抹茶を人々と味わうという行為にいろいろな考え方がブレンドされて発展してきた芸のことです。つまり茶室や庭などといった建物に関する空間的な考え方、茶道具を選び、観て楽しむ工芸の考え方、それから茶事、つまりお茶会に出される会席料理を楽しむ料理の考え方が混ざり合って、完成されたものなのです。さらには一期一会の精神である、ゲストをもてなし、楽しませる点前(てまえ)という作法についての考え方が混ざり合った、総合芸術であると言えるでしょう。そうしたことを日本文化大学は重視し、教育に取り入れています。

 
■わび・さびの精神とは一体何か
日本文化大学で学べる茶道は、中国から伝わった仏教の一つである、座禅修行によって悟りを目指す禅宗の考え方に影響を受けました。わびしい、さびしいという満ち足りない精神状態を積極的に受け入れ、逃げず、まっすぐに見つめることで慎み深い気持ちになれるという精神です。静かな茶室で、茶を点てることに意識を向け、雑念を捨てることで、心を落ち着かせることができるのです。そして座禅でも言われる瞑想状態で、頭に自然に浮かんでくる観念を見つめ、精神を高めます。これを観照と言います。雑念をしずめ、今現在の瞬間に集中させるのです。日本文化大学では、こうした精神の体得を目指します。

 

 

■禅宗の影響を受けた茶道
日本文化大学で学べる茶道の考え方は、もともと唐の時代だった中国(618~907)に伝来してきました。日本は鎌倉時代で、禅宗の精神の広まりにつれて、茶道も流行しました。華やかな室町時代の東山文化を代表するものとして茶の湯の考え方が完成し、その後、安土桃山の時代になると、千利休が現れました。千利休が完成させたわび茶という方法論は、代々受け継がれ、現在まで続いています。注目したいのは、21世紀に入って、そうした伝統が海外からも注目を集めているということ。グローバル化が進む中で、むしろ日本は海外の猿真似をするのではなく、古来から受け継いできたオリジナルな文化を武器に世界と闘っていく必要があります。日本文化大学で茶道を学ぶ意味合いも、そういう点でより重要になってきています。

 

 

■点前のプロセスと一連の流れの説明
お茶を点てる流れ、方法の手順が点前(てまえ)と言います。まずはじめに、茶碗に抹茶を入れます。そこに釜で温めたお湯を注いでいき、竹でできた茶せんという道具を使用して、しっかりと泡立てます。茶碗を受け取った人は、左手の手の平に乗せて、茶碗の正面が自分に向かないように右手でゆっくりと回してから、口に運びます。飲んだ後の所作も決まっています。日本文化大学で学べば、自分でお茶を点てることができるようになるだけではありません。日本の礼節に適った礼儀作法が身に付くばかりではなく、日本の芸術的な鑑賞力や、お客さんとのコミュニケーション能力も身に付きます。

 

 

日本文化大学のカリキュラムと、目指せる道

・日本文化大学の授業やゼミを御紹介します
日本文化大学は1-2年時には基礎的な知識を学び、3年以降で基礎をふまえて、専門的な知識を深めていきます。3年生からは授業と同時にゼミに参加することになります。日本文化大学の特徴としては、警察官をメインとする公務員を特化したゼミが多いのです。各々の研究分野で各テーマに取り組み、資料を分析し時には一軒一軒回って意見を集約するといったフィールドワークに出向くなどして、研究結果を発表します。

 

 

・日本文化大学は警察官になる学生が多いと言うのは、本当?
日本文化大学は警察官輩出率が国内大学中を俯瞰しても第一位を誇ります。警察官の合格率は平均して5%程度を推移していますが、15%と10%以上高い合格率となっているのです。警察官試験が難関試験のため、残りの部分は本人の研鑽と実力で埋めなければなりません。とは言っても、日本文化大学には警察官になるためのカリキュラムが数多く用意されているのは、本気で警察官を目指す学生には心強い味方になるのです。しかし警察官になるためには知識等を身につけるだけでなく、なによりも「正義感」と「冷静さ」を身につけることが大切です。特に冷静な部分はメンタル面の強さに左右されるので、在学中に数々の活動に率先して身を投じることで、意識して身につけておく姿勢を忘れないことが大切です。

 

・オープンキャンパスで日本文化大学の魅力を体験してみる
日本文化大学は念に複数回、オープンキャンパスを開催しています。オープンキャンパスは入学を検討している大学の日々の雰囲気やアカデミックな空気を実際に体感できる貴重な場です。このようなオープンキャンパスの意義深さから、日本文化大学では8回前後もの回数で積極的に構内を受験生の皆さんに公開しています。一般的なのがCampuツアーです。在学生が大学構内を案内してくれます。完成してすぐの新校舎も実際の様子を目にする事が出来ます。食堂への御案内してくれます。入学してから卒業するまでの間の皆さんが利用する機会も多いので、自分の舌で味を確認しておきましょう。ただし利用時間は12-13時と限られているので注意して下さい。高校とは違った空気感を体感できる体験授業も実施しています。15-20分と講義時間が短いので眠くなる心配もありません。刑法や法学入門など高校のカリキュラムにはない授業なので新鮮な印象でしょう。また将来の進路に警察官を目指す方はOB・OGとの懇親会に是非出席して下さい。警察官の仕事の実際や、試験勉強のコツなど経験者ならではの実践的な話を耳に出来るでしょう。

 

・日本文化大学の入試試験について
日本文化大学の一般入試はもちろん、推薦入試やAO入試やセンター試験利用入試など7つのコースが用意されています。これらは試験内容だけでなく願書提出期間や試験日なども異なります。推薦入試が秋、一般入試が冬と言った試験ですが、他の大学に比べて、入学できるチャンスを多く取っているのが特徴です。但しAO入試を受ける場合、オーピンキャンパスでのプレインタビューを受けることが条件になっているので、忘れず注意して下さい。

 

日本文化大学の概要や教育について

「日本文化大学の概要」

日本文化大学は東京の八王子にキャンパスがあり、高田馬場にも学習センターがある学校法人が運営する4年生大学です。「恩愛礼儀」「重厚中正」「清明和敬」「租風継承」の4つを教育の理念とし、先哲の学問を仰ぎながら学問を深め、品格と教養が高く情誼豊かな人材育成に努める大学です。そのため「学」のもととなる法の本質をしっかりと把握し深く考えることも目的としています。日本文化大学はこの精神に則り法学のみを学習する大学です。

 

 

「日本文化大学の特徴」

日本文化大学にはいくつかの特徴があります。一つ目は深い教養を身に付け品格を高めることができるよう日本の文化や伝統を学ぶことです。その人材育成の方針は社会からも高い評価を得ているのです。また座学が中心ではなくフィールドワークを充実させているところも魅力でしょう。フィールドワークを行うことで学問の諸分野を肌で感じ取ることができます。二つ目は法律を学ぶということです。丸暗記をするというのではなく絶えず変化をする社会をリードしていける人間性を養うため、日本文化への理解と生活と社会に密接している法律を学ぶことに力を入れています。三つ目は資格を取ることです。将来の夢が実現するよう多彩な分野の資格取得をサポートしているのでうれしいですね。四つ目は就職です。入学直後から就職活動につながるプログラムが用意され4年間サポートをしているということもうれしいことですね。

 

「日本文化大学のカリキュラム」

日本文化大学では基礎教育、専門教育、ゼミ制度、キャリア教育など特徴的なカリキュラムが組まれています。1年次と2年次で行われる基礎教育では「法学」「憲法」「民法」「政治学」など基礎的な法律を学習をするのですが、基礎教育で学力や人間として成長するための基礎力を身に付けるのです。2年次からは専門教育が行われます。「経営コース」「公共コース」「法心理コース」のうち一つを選択し法律の各分野を深く理解し、警察官や公務員になるための「行政学」や「犯罪心理学」なども学べるのです。また一般の法学部では学べない経営学や簿記なども学習できることも魅力ですね。さらには1年次から4年次までゼミ制度とキャリア教育が設けられています。ゼミ制度は1年次と2年次は基礎ゼミ、3年次と4年次は専門ゼミあり在学中は毎年いずれかのゼミに所属するという制度ですが、一つのゼミは平均10名程度の少人数なので教員や学生同士が近い距離で学習をすることができるのです。キャリア教育とは就職に直結する科目を1年次から学習できるというもので、警察官志望者が多い大学で3年次からは「警察行政演習」などもあるのです。

 

 「日本文化大学でのキャンパスライフ」

日本文化大学には15のサークルやクラブがあります。剣道部や柔道部、弓道部をはじめバトミントン、硬式テニス、フットサル、野球、軽音楽などがあります。秋には模擬裁判などの行事もあり法学部ならではですね。日本文化大学の学生にアンケートを取ったところ、就職率の高さや、先生との距離が近いことなどがよい点としてあげられています。

 

日本文化大学の3年生の授業

<日本文化大学の「国際法」>
日本文化大学の授業は、1年生は基礎的なことを学び、
2年生から応用的なことを学びます。
そして3年生はより発展した授業へと進みます。
と言っても急に難しくなるわけではありません。
2年生の時に「国際法Ⅰ」と取ったら、
3年生の時に「国際法Ⅱ」を取る感じになります。

 

<3年生の授業>
日本文化大学は3年生になってからでも
たくさんの授業が用意されています。
ほとんどが選択授業になりますので、
2年生の時にある程度単位を確保しておけば、
楽が出来るかもしれませんね。
少し異なる点は、ゼミの授業にあると言えます。
1年生は基礎ゼミⅠ、2年生は基礎ゼミⅡを取りますが、
3年生からは専門ゼミⅠを取ります。
ちなみに4年生は専門ゼミⅡです。

 

<日本文化大学のゼミ>
専門ゼミではかなり本格的なことを研究します。
日本文化大学の特徴になりますが、
そのゼミは警察官をメインとする公務員に特化したものが多いです。
刑事法、警察行政、国際法、教育行政学、
商法など、色々なテーマが用意されており、
各々の学生はそのどれかのゼミに所属して研究に明け暮れます。
研究と言っても、理系ではありませんので、特に実験とかはしません。
資料を漁るのが半分、その資料を分析するのが半分といった感じでしょうか。
時には家々を一軒一軒まわってアンケートを取るかもしれませんね。
データが集まったら、発表をします。

 

<ゼミの詳細>
平均して10名前後の学生が集まって、色々なテーマを話し合います。
ゼミの目的は議論になりますので、自らの考える力を養うことが可能です。
思考力創造力を鍛えられると評判になっています。
こうしたスキルは社会に出てからも活躍します。
例え、日本文化大学で研究したものが徒労に終わっても、
それに費やした努力は決して自身を裏切らないものなのです。

 

<3年生で必要なこと>
また、3年生は就活に備えるシーズンでもあります。
就活解禁が3年生の3月と言われていますが、
それは会社の情報開示の日程です。
戦支度はそれより遥か前から準備しておく必要があります。
具体的には公務員試験対策ですね。
面接の練習もしないといけません。
そうした準備がしやすいと日本文化大学は評判です。
試験日は4年生の5月から始まることもありますので、
3年生の最初の時期から準備するのがベストと言えます。

心を大事にしている日本文化大学

<企業の採用基準>
日本人は心を大事にしています。
企業の採用試験や学校の面接にて、
志望動機を採用基準に置いているのは、
気持ちの部分を大事にしているからだと言えます。
これがアメリカだと、志望理由など問われません。
訊かれても「お金が欲しいから」で十分だと思います。
文化的な違いですが、
アメリカは気持ちよりも能力を重視しているのです。

 

<日本文化大学で鍛えるもの>
日本文化大学は徹底して心の部分を鍛えています。
まず、入学試験の時点でかなり難解です。
一般入試の場合、現代文が必須で、
あとは英語か社会を選択で取るだけです。
英検2級があれば、その選択科目も免除されます。
しかし、一般入試においても面接があります。
一般的な大学は、筆記試験で合否を判断しますが、
日本文化大学は人間性を大事にしているため、
必ず面接を実施しているのです。

 

<創業者の想い>
日本文化大学が心を大事にしているのは、
創業者の想いの部分が強いと言えますが、
いまはある意味、実用的な部分もあると言えます。
すなわち、警察官採用試験においては、
面接が重視されるからです。
筆記試験に関しては勉強さえ出来れば誰でも通過できますが、
面接に関してはそんな簡単ではありません。
その面接で聞かれる内容は都道府県ごとに異なりますが、
高確率で志望理由を訊かれると思います。
ここで如何に上手く、自分の想いの丈を説明できるかで、
合否が分かれると思います。

 

<面接で必要なこと>
ただし、試験官は聞き取りのプロです。
何百何千人の志望理由を聞いているため、
ありきたりな志望動機にはうんざりしているかもしれません。
脚色しろとまでは言いませんが、色々と会話を工夫しないと、
合格は難しいかもしれません。

 

<就職支援対策>
ですが安心してください。
日本文化大学は数多くの学生を警察官にした実績がありますので、
この面接の対策もバッチシ行えます。
面接の練習もたくさん出来るため、
就職支援課を利用して試験に備えてください。

警察官になりやすい大学と言われているのが日本文化大学

<人気の職業・警察官>
警察官は昔から人気の職業のひとつです。
特に「人のために働きたい」と考えている方は、
この仕事に憧れを抱くのではないでしょうか。
しかし憧れを抱くだけではその職業に就けません。
しっかりと現実を見つめて、
ゴールおよびそのルートを確認する必要があるのです。

 

<警察官に手っ取り早くなるには>
そのルートのひとつに日本文化大学があります。
日本文化大学は警察官輩出率が国内1位で、
この大学に入れば高確率で警察官になることが出来ます。
ただし、警察官の合格率は15%前後(年度・地域によって5%ほど異なる)で、
日本文化大学に入っても合格率を10%ほど高くすることが出来るだけだと言えます。
残りの75%は当人の実力で埋めるしかないのです。

 

<日本文化大学の警察官の合格率>
しかし10%でも大きいと言えます。
この数値は適当ですが、日本文化大学は様々な
「警察官になるためのカリキュラム」
用意している大学として有名になっています。
一般的な大学に入っても、
こうしたカリキュラムを受けることが出来ませんので、
名実ともに日本文化大学は警察官になりやすい大学だと言えます。

 

<警察官になるために何よりも必要なもの>
ただしどんなに知識を身に付けても、
警察官になれるとは限りません。
メンタルに関しても必要であり、
警察官になるには「冷静さ」
「正義感」を何よりも求められます。
正義感は理解しやすいですが、
冷静さについて必要なケースは中々想像できないかもしれません。

 

<警察官になるために何よりも必要なもの2>
しかし、場合によっては正義感よりも冷静さの方が重要と言えます。
例えば、大怪獣が襲ってきたとき、住民の多くがパニックになると思います。
そしてパニックのままでは二次災害も起こしやすく、
誰かがパニックを鎮め、統率しないといけません。
それを行うのが警察官になります。

 

<カリキュラム以外に身に付けるべきもの>
大怪獣は滅多に襲ってきませんが、
ゲリラやテロ、自然災害は時たま発生します。
そうしたパニックを何とかするには、
何よりも冷静さが必要なのです。
警察官採用試験で
「冷静さ」を試験することはないかもしれませんが、
こうしたメンタル的なことはなるべく
在学中に身に付けておきたいことです。

日本文化大学で庭師を目指せますか?

ガード(gard)ガード(guard)は似ています。
中世ヨーロッパのガーデナー(庭師)は
ガードナー(警備員)のお仕事も兼任していたと思います。
庭に無断侵入してくる敵を庭師がハサミでバッサバッサ切り倒していたのでしょう。
それゆえ、某大学の庭師を養成する学部では警察官も目指せるとのこと。
庭師としての知識が警察官に活かせるのは何とも不思議ですね。
筆者はその大学出身なのですが、このことを今はじめて知りました。

 

日本文化大学は
警察官を目指す大学として知られています。
その授業カリキュラムは
警察官を目指すためのもので組まれています。
残念ながら筆者が居た大学のように、
日本文化大学では造園に関する知識を学べません。
日本文化大学は法学部になりますので、
学べる理系分野は公務員試験で
出題される数的処理くらいでしょう。
化学や生物などはノータッチになります。
もちろん日本文化大学以外にも警察官を目指せる大学はいくらでもあります。
東京だけでも20ちょいはありました。
その学部ですが、基本的には文系です。
学科に関しても、法律学科、政治学科、経済学科、新聞学科、
スポーツ科学専攻といったものが目立ちます。
どれも警察の業務に関するものばかりと言えます。
経済学科はちょっと毛色が違いますが、
法律に関することにいくつか触れると思いますよ。
どこも似たようなことをしていますので、
もしも日本文化大学が交換留学みたいなことをやっていたとしても、
普通に授業に付いて行けると思いますよ。
(ただし造園学科は特殊過ぎるので除く)

 

日本文化大学は法学部ですが、
弁護士や政治家に進む方はほとんど居ません。
弁護士や政治家が職業として有名過ぎるため、
法学部といったらその道を連想してしまう方は多いでしょう。
しかし法学部の範囲は広大。
マンション管理士、労働基準監督官、議員秘書、
海事代理士あたりも法学部から進めます。
さて、実は「警察官になるための学部」というものは存在しません。
その理由としては
「警察官の仕事は専門性が高すぎる」が考えられます。
大学の授業は大学ごとに異なります。
十人十色どころか千人千色くらいバリエーションがあります。
大学で警察官に関することを学んでも、それが役に立たないケースもあるのです。
それゆえ、警察官採用試験に合格した方は例外なく警察学校に入校します。
そこで警察官に必要な知識を全部叩きこまれるのです。
そもそも警察官は高卒でもなれますので、無理して大学に通う必要はないのです。

 

となると日本文化大学は何のためにあるのか気になりませんか?
解答を先に言いますが今の大学は「社会性を学ぶ場」として活用されています。
専門学校がその仕事をするための技術を学ぶ場所でしたら、
4年制大学はあらゆる教養を学ぶ場所と言われています。
日本文化大学の授業にて法律について学べますが、
それ以外にもあらゆることを習得することが可能。
恩愛礼儀、清明和敬、重厚中正、祖風継承といったことを
日本文化大学で学べるでしょう。
知識だけでなく文化的な人間として生きる精神性と
社会性を身に付けられるのが大学になります。
さらに社会人に最も必要なコミュニケーション能力も鍛えられますよ。
一般企業が「大卒」を最低条件にしているのは、
このコミュニケーション能力を持つ方を欲しがっているからになります。
当然、警察官として働くならコミュニケーション能力は必須。
警察の仕事はチームプレーなので、仲間と協力する技術は絶対に必要なのです。

 

医者と違い、警察官採用試験は「学部学科不問」です。
ただし法律に関しての知識があると
警察学校の授業が少し楽になりますので、
警察官には法学部出身者が多いのです。
もしくは外国語を学ぶ学科出身者が多いかもしれませんね。
英語技能は警察官として働くのに必要で、
警察学校で散々英語を叩きこまれます。
そうしたことがあり、日本文化大学では法律と英語の授業に力を入れています。
第二外国語としてフランス語とドイツ語も選択可能。
どんな学部からでも警察官は目指せますが、
少しでも有利な条件を目指すなら法学部がベストだと思いますよ。
造園学科からも普通に目指せますが、
法律を学べるというアドバンテージを失いますので、少しだけ不利かもしれませんね。
そのあたりは独学で何とかしましょう。

 

公務員試験の内容はそれぞれ傾向があります。
傾向が特に分かれるのは小論文、国語や英語の長文問題でしょう。
警察官でしたら事件や法律に関するもの、
造園職の公務員なら造園に関する問題がテーマになります。
日本文化大学で造園職の公務員を目指すなら
そういった知識を身に付ける必要があります。
そのあたりは独学で頑張りましょう。
でも日本文化大学の学生支援室は優秀なので、
たとえ造園の道に進む場合でも適切なアドバイスを受けられますよ。
警察官ほどの有益なアドバイスは望めませんが、一人で悩むよりかは良いでしょう。
大人の意見は意外と役に立ちますよ。

 

日本文化大学は警察官を目指せる大学ですが、
卒業生全員が警察官になる訳ではありません。
去年の割合は30%ほど。
10%はそのほかの公務員、残りの60%は一般企業に進んだと思います。
建設業の内定を獲得した方は意外と多いです。
探せば庭師の道に進んだ方も居るかもしれませんね。
ガーデナー(庭師)はガードナー(警備員)は似ているので、
そうした道に進むのもありかも。

 

一部の企業を除いて
「学部学科不問」のところはかなり多いです。
それは「専門的な知識は入社してから叩きこむ」
ことをしているからです。
このあたりは警察官と一緒ですね。
また営業職でしたら大学の授業で
学んだことはほとんど関係ありません。
それよりも大学で培ってきた
社交性を重視することが多いでしょう。
大学の成績を見ない企業は意外と多いですよ。
面接だけで合否を決めるところが多いのは、
このコミュニケーション能力だけを
見ているからになります。
建設業の採用試験も工学科だけでなく、
あらゆる学部学科から人を集めます。
開発職でしたら理系学科が最低条件ですが、
営業職でしたらそういった専門知識は入社後に叩きこんでくれますよ。
そして警察官採用試験でも「人物重視」で審査する傾向が強いです。
一応筆記試験をやりますが、
その筆記試験は丸一年カンヅメで勉強すれば誰でも合格ラインに達します。
それよりも面接で落ちることが多いです。
日本文化大学は面接対策にも力を入れているからこそ、
この大学は合格率が高いのです。

 

日本文化大学の裏手には和敬の道という1kmに及ぶ人工林道があります。
しっかりと整備されていますのでランニングするにも良いでしょう。
でも夏はやぶ蚊の大群に襲われるかも。
虫よけスプレーは必須ですね。
造園の道に進むなら、こういった道は是非とも観察しましょう。
どのような方法で地面を舗装しているのか、
土砂流出を防ぐ柵はどうやっているか、
適度に日光を与えるための剪定方法など、色々なことを学べると思います。
日本文化大学のオープンキャンパスの時に是非とも、和敬の道を散策しましょう。
ただし全長1kmになりますので、途中で倒れないように。
流石に凍死の心配はありませんが、出来れば2人以上で散歩しましょう。

 

最後になりますが、庭師を目指すなら造園技能士や
造園施工管理技士といった資格があった方が良いですよ。
様々な資格を在学中に取れる日本文化大学でも
それらの資格には対応していませんので、
庭師を目指すなら造園学科がある4年制大学や専門学校はいかがでしょうか。

日本文化大学の多彩なゼミをご紹介

大学は本来研究機関です。
高校と違って知識を生徒に教えるだけでなく、
新たな発見をする場所となります。
それゆえほぼ全ての大学に研究室が用意されています。
ゼミのない大学などないでしょう。
もちろん日本文化大学にもゼミはあり、
様々な分野を研究しています。
今回は日本文化大学の各ゼミがどんなことをしているかを
紹介したいと思います。

 

≪有職故実≫
有職故実(ゆうそくこじつ)とは、
過去の朝廷や武家、公家の制度や習慣、
儀式のこと、および、それらを研究することになります。
日本文化大学の有職故実ゼミでは先人の教えを学び、
それを未来にどう活かすかを研究していきます。
過去と現代では法の在り方が
全くと言っていいほど関係ありませんが、
調べていくと現代に通じる部分もいくつか見つかります。
例えば、装束の色について。
冠位十二階では紫が最も高貴な色として扱われています。
中国でも紫は皇帝しか身に付けてはいけない色とされていました。
今でもそういった先入観が身に付いているかもしれません。
人間の感性はそうそう変化するものではなく、
古代の風潮や習慣を学んでいけば、
現代の実生活に何かしら役立つこともあるのです。
雨乞いの儀式だって調べていけば
科学的に意味のあることだと分かってきましたよ。

 

≪警察行政≫
日本文化大学は警察官になるための大学とも言われていますので、
警察の在り方や法を研究するのは当然のことかもしれません。
今の警察活動が本当に正しいのかも研究するかもしれませんね。
学者の本分は「まず疑うこと」にあります。
既存の常識をぶち破り続けることで、科学は発展してきました。
法律の分野も同様で、
間違っていることは積極的に改正すべきと言えるのです。
また文化的なことや常識的なことは常に変動していきます。
日本国憲法が発足されてから70年が経過しましたが、
恐ろしいことにまだ1回も改正されていません。
ちなみにドイツは70年で58回ほど改正。
アメリカでも6回です。
警察法が憲法と違ってきちんと改正されているのは、
しっかりと研究する機関が働いているからとも言えそうですね。
(日本国民の過半数が、日本国憲法が完成されているものと思い込んでいる、
というのも改正されない理由のひとつと言われています)

 

≪少年法≫
少年法は何度も改正されています。
14歳まで引き下げられたのはかなり有名ですよね。
日本文化大学の少年法ゼミでは少年法の在り方を研究します。
「なぜ14歳なのか?」「成人と未成年で刑罰を分ける必要はあるのか?」
「少年が罪を犯したらどのように更生させるべきか?」といったことを研究します。
そしてこういったことを研究する場合、
その少年の家庭環境や周辺環境についても調べる必要がありそうです。
昔はカミナリ親父が居て、悪いことをしたらゲンコツでしたが、
今はそういった親父が居ません。
躾をする人が居ませんので、
悪いことを悪いと認識できない子供が増えているのです。
日本文化大学の少年法ゼミでは
「少年が罪を犯すことを防ぐには何をすべきか?」ということも研究していると思いますよ。
その方法として少年自身をケアするだけでなく、
周りの環境を改善させるところからやっているかもしれません。

 

≪スポーツ行政≫
警察関係とはちょっと違いますが、
日本文化大学のスポーツ行政ゼミでは
スポーツの取り組みについて研究しています。
国や自治体がどのようなスポーツを推奨し、
どのように資金援助しているのかを
検証・考察していると思います。
スポーツは心身を鍛えるのに有用であり、日本の小中高では体育が必修です。
そして自治体によってどんなスポーツに力を入れているかはかなり差があります。
一例を挙げるなら、静岡県は少年サッカーが多いですよね。
2019年にはラグビーワールドカップが、2020年には東京オリンピックがあり、
スポーツ行政のお仕事はかなりありそうです。
日本文化大学のスポーツ行政ゼミの研究も何かしら役に立つかもしれませんよ。

 

≪文化景観≫
文化を守ることは重要です。
日本文化大学も本来は文化を守るために作られた学び舎になります。
人間が人間足らしめるのは文化と言われており、
古い文化と新しい文化を同時に守ることで人間社会は発展していったのです。
日本文化大学の文化景観ゼミでは人類が築いてきた文化景観をどのように活用し、
どうやって保護していけば良いかを研究します。
また、補修することも研究課題のひとつ。
先の地震で熊本城が一部崩壊し、それをどのように修繕すれば良いかを
日本文化大学の文化景観ゼミは考えていたのではないでしょうか。
世界遺産登録のための活動もしているかもしれませんね。

 

≪現代経済政策≫
日本文化大学の本質から少し外れますが、
現代経済政策ゼミはその名の通り経済政策について研究します。
アベノミクスやユリノミクスなどの政策が
どのような影響を世界に与えるかを考察していると思います。
TPPや脱原発など、経済が関わる政策は非常に多いです。
むしろ経済が関わらない政策など皆無と言ってもいいかもしれません。
日本文化大学の現代経済政策ゼミはかなり責任重大なことをしていると言えます。

 

≪国際法≫
国が国として成立する条件はいくつかありますが、
そのうちのひとつに「他国から認められる」というのがあります。
国を作る場合、他国の存在は決して無視できないものなのです。
日本文化大学の国際法ゼミでは国際関係の法律を学びます。
国際法はもちろんのこと、
国際人道法や国際刑事法なども研究しているでしょう。
法律というのは国によって異なるため、
その橋渡しとなる国際法が必要なのです。
もしも国際法が無かったら、別の国に逃げたもの勝ちになってしまいます。
国を転々として盗みを行うルパン三世を追うには、
国際法といった規則が必要となるのです。
多分、日本文化大学のゼミの中で
最も外国語に詳しいのはこの国際法ゼミだと思いますよ。

 

≪憲法≫
警察行政ゼミの項でも言いましたが、憲法はまだ1度も改正されていません。
しかし「解釈」だけは度々変更されています。
例えば、内閣総理大臣やその他大臣は
「文民」でないとなれないと憲法に書かれていますが、
この文民の定義が変更されていました。
1965年までは「自衛官は文民である」としていましたが、
その年を境に「自衛官は文民ではない」とされ、
自衛官の方も大臣になれるようになりました。
憲法の文章自体は変えていませんが、解釈は度々変更されてきたのです。
日本文化大学の憲法ゼミではこういったことを討論します。
解釈は時代によってかなり変動しますので、
今と昔では憲法の中身がかなり違っているかもしれませんよ。
かなり先の未来になりますが「宇宙軍」はどうなるのでしょうか?
憲法では「陸軍・海軍・空軍」のことしか書かれておらず、
宇宙船を使った軍隊はノータッチです。
多分「宇宙軍は空軍に含む」といった解釈をされるかもしれませんが、
こうした解釈の変更ばかりしていると、憲法の存在意義が失われてしまいます。
そういった意味でも憲法を改正する必要があるのです。

 

≪おわりに≫
他にも日本文化大学には法心理学ゼミ、日本法政史ゼミ、
スポーツ政策ゼミ、政治学ゼミ、刑事法ゼミ、民法ゼミ、教育行政学ゼミ、
家族法ゼミなど総勢17のゼミを用意しています。
これらのゼミ目当てに日本文化大学に入学する方は居るかもしれませんね。
海外ではゼミ(教授)目当てに大学を選ぶことは半ば常識ですよ。
偏差値だけで選ぶのは日本くらいではないでしょうか。

これが日本文化大学のオープンキャンパスだ!!

日本文化大学は年に何回かオープンキャンパスを実施しています。
大学によっては年に1~2回しか開催しないところがあれば、
日本文化大学のように複数回に渡って開くところもあるでしょう。
そして日本文化大学の実施回数は全部で9回。
去年は8回だったので来年は10回にボリュームアップしているかもしれませんね。
今回は「今年の日本文化大学はオープンキャンパスで何をしたのか!?」
を紹介したいと思います。

 

<Campusツアー>
その名の通りキャンパス内をツアーします。
日本文化大学の在学生が校舎を案内してくれますよ。
2月に完成した立志舘(柔道場)や五常館(剣道場)、
さらには9月に竣工したばかりの
楽校舎(総合新校舎)を見て回ることが出来ます。
これから自分たちが4年間通うことになる学び舎になりますので、
オープンキャンパスで何があるかしっかりと確認しましょう。
どのあたりに化粧室があるかも確認した方が良いですよ。
いつも利用しているトイレが混雑していた場合、
直ぐに駆け込めるように日本文化大学の全トイレは網羅しておいた方が良いでしょう。
片倉駅から日本文化大学の間にはコンビニもありませんので、
校門から最も近い場所にあるトイレは要チェックですよ。

 

<女子プレミアムコース>
Campusツアーとほとんど一緒ですが、こちらは女性限定のツアーです。
日本文化大学の女子大生が女子高生の為に案内してくれます。
そして行く場所も男子禁制。
別に大奥ほどの厳格さはありませんが、
女子だけが寛げる空間を日本文化大学は用意しています。
だらしなく寝転がった姿は男子には見せられませんね。
あと、日本文化大学の化粧室はかなり豪華です。
トイレも綺麗ですが、化粧専門の部屋が用意されているのです。
椅子があり、小物置場が広く、鏡も大きく、
ブースで仕切られていますので隣人も気になりません。
オープンキャンパスの時にそこで化粧をしてみるのはいかがでしょうか。
なお、女性限定のツアーなので、保護者(父親)同伴で来た方は
どこかで待機してもらいましょう。

 

<ランチ体験>
食堂で日本文化大学のランチを体験できます。
日本文化大学の周辺にはめぼしい飲食店がなく、
4年間は確実にこの食堂のお世話になるでしょう。
コンビニすらなく、夜食が必要な場合は1km先の
スーパーまで走る必要がありそうです。
その代わり片倉駅の駅前にはコンビニや弁当屋が揃っていますので、
そこで確実に食料を用意しておきたいところです。
ランチ体験は12時から13時までと時間制限がありますので、
逃さずに食堂に行きましょう。
どんなメニューがあるかはその目で確認してみてください。

 

<ニチブンカフェ>
こちらは12時から15時までと長くやっています。
主食こそ出ませんが、おいしいパイやドリンクがお出迎えしてくれますよ。
イベントで疲れた時はここで休憩するのもアリかと。
子供が体験授業をしている間、
親御さんはここでオヤスミするのも良いかもしれませんね。

 

<サークル体験>
サークル体験と銘打っていますが、
日本文化大学の部活動を紹介するものになります。
第一弾は剣道部、第二弾は柔道部、
第三弾は弓道部が各道場で部活動を紹介しました。
汗拭き用のタオルを持参する必要はありますが、
30分程度と短いのでそんなに汗はかかないかもしれませんね。
でも制服で来ている方も居ると思いますので、
運動するにはちょっと不向きかも。
それとも見学だけでしょうか。
柔道部あたりはそうした傾向が強いかもしれませんね。
受け身も取れない素人を投げたら大変です。
弓道部も弓に触るだけで、矢は飛ばさないかも。
とりあえず各道場の設備が分かるだけでも参考になるものです。
見学する際は、空調の有無をしっかりとチェックしましょう。
クーラーがない道場で真夏に稽古をしたら熱中症になってしまいますよ。

 

<体験授業>
ミニ講義、もしくは模擬講義を体験することが出来ます。
大学の授業がどういったものかをその身を持って味わうことが可能。
15~20分と短いので、眠くなる心配もありません。
高校ではまずやらない、刑法①や法学入門①といった授業が開かれますので、
かなり新鮮だと思いますよ。

 

<大学説明会>
日本文化大学がどういったところなのかを教えてくれます。
大学について、学部について、就職について、入試について、
年間行事について細かく紹介してくれます。
45~50分とちょっとだけ長いですが、
途中で眠ってしまわないように注意しましょう。
5~7月はこの大学説明会は1日で全く同じものを2回開きますが、
できれば午前中の方が良いかも。
食後だと眠ってしまいそうです。

 

<入試説明会>
大学説明会でも入試について説明してくれますが、
こっちはもっと詳しく入試について教えてくれます。
説明だけでなく入試に関して相談することも可能。
願書の書き方なども指導してくれます。
本気で日本文化大学を目指すなら
この説明会だけでも受けた方が良いですよ。

 

<プレインタビュー受付>
日本文化大学のAO入試を受験する条件のひとつに
プレインタビューを受けるというのがあります。
このプレインタビューはオープンキャンパスの日だけでなく、
普通の平日でも受けることが可能ですが、
特に不都合がなければキャンパス見学の時にまとめて受けておきましょう。
AO入試の過去問とかも貰えるみたいですよ。
AO入試の合格率は99%とかなり高いですが、
1%の確率で落ちている人が居るのも事実。
油断せずにしっかりと対策をしましょう。

 

<ニチブン☆cool>
日本文化大学の在学生との懇親会です。
日本文化大学のアレコレを訊けますよ。
誰しも大学生活は初めてなので不安に思う事はあるでしょう。
現役の大学生がどんな風に過ごしているかをこの場で聞けば、
色々と安心できると思います。
勉強のこと、部活のこと、バイトのこと、就活のこと、
余暇の過ごし方、夏休みに何をしていたか、
デートスポットなどを訊いちゃいましょう。

 

<OB・OGとのトークショー>
日本文化大学の卒業生は公務員が多いです。
特に警察官の割合はかなりのもの。
卒業生の3分の1が警察官なのは
日本文化大学くらいでしょう。
そしてオープンキャンパスでは
日本文化大学の警察官OB・OGの
話を聞くことが出来ます。
将来警察官になるならこれは必見です。
警察というお仕事がどういったものか、
警察学校では何を学ぶかといったことを教えてくれます。
警察官という仕事は意外なほど市民に知られていませんので、
こういった話は積極的に耳を傾けた方が良いですよ。
日本文化大学に入学してからも
警察官OB・OGと話を聞く機会はたくさんあります。
こういったトークショーを受けるために
日本文化大学に入学する方も居るかもしれませんね。

 

<NICHIBUN VOICE>
詳しくは分かりませんが恐らく、
日本文化大学の在学生の呟きを眺めるものだと思います。
日本文化大学はこういったところとか、
日本文化大学でこんなことを学んだとか、
そういったビデオレターみたいなものを視聴することが出来ます。
ニチブンクールの会場とかが混んでいた場合は、
ここで時間を潰すのも良いかもしれませんよ。
ここで知った情報を元にニチブンクールで質問するのも良いかも。

 

<おわりに>
上記で紹介した通り、日本文化大学は1日でたくさんのイベントを実施しています。
時間帯によっては3会場でイベントが重なることも。
それゆえ日本文化大学のオープンキャンパスは複数回行くことが推奨されています。
全部で9回ありますので、都合があう日に行きましょう。

日本文化大学の一般入試について

大学に入るには入試を受ける必要があります。
その入試の種類は非常に多岐に渡り、日本文化大学は以下の7項目を実施しています。

・警察官志望AO入試
・公務員志望AO入試
・一般推薦入試
・指定校推薦入試
・自己推薦入試
・一般入試
・センター試験利用入試

これらは試験内容だけでなく
願書提出期間、選考日、合格発表日、
手続き締め切り日がそれぞれ異なります。
一般的には「推薦入試は秋」
「一般入試は冬」なケースが多いです。
日本文化大学も概ねそんな感じですが
選考チャンスをほかの大学よりも長く取っていると言えます。
警察官志望AO入試は8月27日から実施していますし、
公務員志望AO入試は最遅で3月5日に願書を出しても間に合います(ただし必着)。
一般入試もかなりたくさんの回数を実施しており、
受験生のそのうちのどれかを選んで受験します。
入学できるチャンスがほかの大学よりもかなり多めに用意しているのが
日本文化大学の入試の特徴になります。
今回は一般入試のみに注目し、日本文化大学に入学するには
どんなことをすれば良いかを紹介したいと思います。

日本文化大学の一般入試の日程は多いです。
日本文化大学の会場で受験するものは8回、
高田馬場学習センターの会場で受験するものは3回。
計11回のうち、そのどれかに応募すればOKになります。
日本文化大学は八王子市にあり、
そこまで行くのが大変だと感じる方は
高田馬場駅の直ぐ目の前にある
会場を選ぶのは如何でしょうか。
試験日は1番早くて1月28日(日)。
1番遅くて3月20日(火)になります。
2月3月中の試験日は火曜水曜と平日ですが、
高校3年生は2月になると授業が無くなり自主登校にシフトします。
皆勤賞を狙ったまま日本文化大学を受験することが可能です。
ただし遅い方の試験日を選ぶと卒業式の後になることも。
卒業式は合否が分かってから臨みたいものですよね。
ちなみに合格発表は試験日の翌日と超スピーディーです。
しかも古風に電報で届きます。
試験翌日は家で待機しましょう。

日本文化大学の一般入試の受験資格はそう難しくありません。
高校卒業見込み、高校卒業済み(浪人生)、
もしくは高等学校卒業程度認定試験に合格すれば受験資格を満たします。
日本文化大学のAO入試でしたら「建学の精神を理解する」
「オープンキャンパスやキャンパス見学でのプレインタビューを受ける」
「日本文化大学を専願とする」といった条件が必要です。
一般入試でしたらオープンキャンパスに一度も行かずに
受験することが出来るのです。

受験科目は国語か国語総合。
ただし古文や漢文を除いた内容になります。
簡単に言えば現代文オンリーということです。
そして上記に加えて英語、コミュニケーション英語Ⅰ、
コミュニケーション英語Ⅱ、英語表現Ⅰ、
世界史B、日本史B、政治経済の中から1つ選択。
計2つの科目にて日本文化大学の合否が決まります。
なお、英検2級以上の資格を有していれば、
選択科目の方が免除され、
実質現代文だけの受験になります。
TOEICで換算すると英検2級は550~775点以上と言われていますので、
775点以上取れば英語受験を免除してくれるかもしれませんね。
実際に免除出来るかどうかは日本文化大学が決めますので、
確認のためオープンキャンパスで訊いておきましょう。

受験科目は2つ(場合により1つ)ですが、
それだけで日本文化大学の一般入試は終わりません。
実は日本文化大学の一般入試には面接があります。
それどころか日本文化大学の全ての入試で面接が実施されます。
面接が入試にあるのは、
将来医者や先生を目指す医学部や教育学部くらいと言われていますが、
日本文化大学で目指せる警察官もまた
医者や先生に匹敵するほどのメンタルが必要です。
そうしたメンタル度をチェックするために日本文化大学は
一般入試でも面接を必須としていると思われます。

上記を踏まえて一般入試で日本文化大学に入学するなら何をすべきでしょうか。
理想としては現代文1科目での受験でしょう。
2つのことを同時にやったら効果は分散されてしまいますが、
現代文だけの受験で良ければ集中して対策することが出来ます。
英検2級はそれほど難しいものではありませんので、
高2の時に頑張って英語を勉強して取得しておけば、
高3の丸1年間は現代文だけの勉強に集中出来ます。
もちろん高校を卒業する必要もありますので、学校の勉強も疎かにしてはいけません。
しかし他の受験生が受験対策として3~7科目頑張っているのに対し、
日本文化大学でしたら最低1科目で済むのでかなり楽でしょう。

現代文の勉強の仕方を紹介します。
現代文はある意味、
基本5教科の中で最も特異な教科かもしれません。
数学でしたら例題を徹底的にやればいつか分かります。
英語、化学、物理、世界史、地理、倫理は基本的に暗記系です。
英語も本来は読解力が必要ですが、英単語を1万個、
英文法を3000パターン覚えれば、
読解力を鍛えなくても普通に分かることが多いです。
アメリカの高校生に英語のテストをやらせたら、
簡単すぎて眠くなってしまうかもしれませんよ。
しかし現代文はそう簡単ではありません。
現代文で良い点を取るには3つのポイントを鍛える必要があります。
1つは漢字。
漢検2級程度の漢字と熟語をマスターしないと文章すら読めないでしょう。
その文字の意味が分からなかったら何も出来ません。
2つ目は専門用語。
複数の大学の赤本をやれば気付くと思いますが、
大学によって試験の内容に傾向があります。
日本文化大学は警察官を目指す大学なので、
国語や英語の長文に登場するテーマも警察官関係になりがちになります。
警察用語や法律用語に詳しくならないと、長文を読み解くことが出来ないのです。
そして3つ目は論理的に文章を読み解く力。
テストに出題される長文はすべて文章のプロが作っており、
意味不明なことは一切書かれていません。
順番もすべてルールに則って構築されています。
そうした論理・筋立て・筋道を把握しておけば、
作者が何をもってこの文章を作ったのかを理解することが出来るようになります。
その文章の論理をしっかりと理解することを続ければ、現代文のテストも怖くないでしょう。
闇雲にやっても国語の成績は決して上がりませんので、
こういった点に注意して文章を読むようにしましょう。

英検2級に合格する方法を紹介します。
まず、英検2級は高校卒業レベルと言われています。
高3の冬なら取れるかもしれませんが、
これを高2までに取るのは少し大変かもしれません。
しかし決して不可能ではないでしょう。
少なくとも丸1年掛ければ合格することは出来ます。
最初にやることはとにかく英単語を覚えることです。
単語を覚えておけば覚えるだけ合格率は上がります。
英検2級で出やすい英単語というのもありますので、そうした参考書を買うのをオススメします。
音声を聞いて、自身で発音しながら文字を書くことで効率良く覚えることが出来ますよ。
その後も英検2級に合格するための参考書を買えば何とかなります。
まずは英検2級に必要な英単語5000語を覚えることから始めましょう。

最後に面接対策もしておきましょう。
あなたは何のために大学に行くのか、何故日本文化大学を選んだのか、
他では駄目なのか、どうして警察官になりたいのか、といったことを訊かれると思います。
それらをしっかりと伝えられるように高校の進路指導の先生と面接の練習をしておきましょう。
就活ではありませんので、言いよどんだ程度で落とされることはありませんよ。
日本文化大学だって別に営業スキルを持つ生徒を求めている訳ではありませんので、
とにかく自分の熱き想いを伝えることだけに集中しましょう。