北国の高校球児は、甲子園球場で苦戦を強いられやすいと言えます。
それは対戦校ではなく、夏の暑さです。
連日気温は30度を超え、
その暑さに慣れていない北国の高校球児は全力で戦えないかもしれません。
あまりの暑さに、ベンチに冷房が導入される程です。
こうした地方への遠征以外にも、上京による環境変化にも気を付けたいところです。
北国に住んでいる方が警察官を目指して日本文化大学へと上京した際、
気候の違いで体調を崩してしまう恐れがあります。
上京したての春は大丈夫ですが、
東京の夏はちょっと油断すると直ぐに熱中症になってしまいます。
ただし、日本文化大学がある八王子市(やや南東寄り)は
住みやすい地域として人気を集めています。
都市部からそこそこ離れていますので、ヒートアイランド現象の影響も少ないです。
残念ながら日本文化大学の近くには大きな川がないため、
気温を下げる要素は少ないですが、
都市部に比べると八王子市はかなり住みやすい地域だと言えます。
一応、日本文化大学の最寄り駅である片倉駅のすぐ南に小さな川がありますが、
これで街全体を冷やすのは難しいと言えます。
街全体を冷やすなら、瀬戸内海くらいの大きさの水源が必要です。
八王子市の年間平均気温は15度くらいです。
東京の大手町と比較して2~3度低いエリアになります。
ただし、日によっては最高気温37度をマークしますので、油断は禁物です。
日本文化大学の近くで寮やアパートを借りている方は、
必ずクーラー完備のところを選ぶようにしてください。
もしくは、日中、日本文化大学に入り浸るのも良いかもしれません。
武道場などの一部の施設を除き、ほとんどのところが冷暖房完備です。
学生が全面入室禁止となる入試期間は冬になりますので、
夏休みは毎日登校して自主学習するのもいいかもしれません。
メディアセンターの図書館は静かで空調完備なので、
外の気温に関わらず落ち着いて勉強することが出来ます。
気温以外にも、北国出身の方で気を付けたいことがあります。
それは台風です。
今年、台風が北海道に直撃しましたが、
基本的に北国は台風の被害に遭いません。
台風の日に外出するのが
どれくらい危険か知らない北国出身者は多いと思います。
強風で雨戸を閉めるという発想がなく、
飛んできた何かでガラスが割れてしまうかもしれません。
また、北海道にはスギ花粉がありませんので、
上京して初めて花粉に悩まされるかもしれません。
北国と関東の気候は全然違います。
上京の際はしっかりと、生活環境の変化に対する対策を取るようお願いします。