大学に入学するための試験は、いくつもの種類があります。
大別すると筆記入試と推薦入試の2つで、
筆記入試の方は大学側が用意した「一般入試」と、
大学入試センターが用意した「センター試験」があります。
推薦入試はさらに複数の種類があり、一般推薦入試、
指定校推薦入試、自己推薦入試、AO入試とあり、
それぞれの違いが分からない方は非常に多いと思います。
大学によっては、
自己推薦入試とAO入試を同一のものとして捉えるところもあります。
色々と種類がありますが、
そうした種別は大学ごとに異なるという認識の方が良いかもしれません。
特に日本文化大学は、筆記・推薦を問わず、
すべての試験において「面接」が課せられます。
医学部を除く一般的な大学は面接がありませんので、
日本文化大学はかなり珍しい大学と言えます。
それだけこの大学が「人間」を重視しているのです。
日本文化大学の推薦入試は一般推薦入試、指定校推薦入試、
自己推薦入試、AO入試を用意しています。
このAO入試も2種類あり、
「警察官志望AO入試」と「公務員志望AO入試」があります。
それぞれ警察官を目指す方、
公務員(役所勤めなど)を目指す方がこのAO入試を利用できます。
一般企業への就職を考えている方は、
他の推薦入試か筆記入試を利用することになります。
一般的にAO入試は「大学が出願者の人物像を確認し、
入学の許可を与える」ものになります。
ただし、大学ごとに入試内容は変わるため、
この一般論はあまり参考になりません。
日本文化大学のAO入試の内容は、小論文と書類選考と面接です。
書類選考は高校卒業程度の学力があれば問題ありませんが、
一番の難所は小論文にあると言えそうです。
その内容は毎年変わりますが、
オープンキャンパスや学校見学会の時に教えてくれます。
むしろ、AO入試の願書はこの時に配布されます。
一度は必ず日本文化大学に行かないと、AO入試を受けられないのです。
また、日本文化大学の一般推薦入試、
AO入試では「建学の精神の理解」が求められます。
これもまた日本文化大学特有と言えそうです。
圧迫面接はないと思いますが「アナタは何故ここに入学したいのですか?」
「なぜ他の大学に行かないのですか?」と言ったことを訊かれるかもしれません。
面接でそれにしっかりと答えられるように備えてください。
なお、AO入試の合格率は毎年97%くらいです。
本気で熱意さえ見せれば、きっと合格できますよ。
入試項目は大学ごとに異なります。
「○○入試だから××で備えれば良い」というものはありませんので、
しっかりと試験内容に合わせて準備するようお願いします。