日本文化大学のシンボルマークを一言で表すと「N」になります。
頭文字をモチーフにしたもので、左の垂直棒と斜め棒が赤色、
右の垂直棒が青色でその上に黒の点が付いています。
この色にもそれぞれ意味があり、赤は教育を、青は人間を、
黒は人格を意味します。
赤と人材教育を結びつけるのは難しいかもしれませんが、
赤色が持つ心理効果に興奮作用があります。
闘牛で赤いマントをひらひらさせますが、アレは人間にも有効です。
エネルギーを感じさせる色になり、エネルギーは成長に欠かせないものです。
赤は活動的、積極的、勇気を意味し、
人材教育を連想させるのに有利な色と言えそうです。
一方で、青色は鎮静作用があるとされます。
落ち着かせる色ですが、他にも、生命の源である海を示す色でもあります。
生命を意味し、それゆえ、人間を示すのに相応しい色と言えそうです。
黒色は権威や重厚感を与えるイメージがあります。
日本のスーツで黒が多いのも、そうした目的がありそうです。
威厳を表すのに最適で、日本文化大学は人格を意味するのに黒を使っており、
これは「威厳のある人格」を意味しているのかもしれませんね。
それと日本文化大学はこの黒を点(丸)で表しています。
この形にも意味があり、丸は「和」や「敬」を意味します。
人材教育、人間、威厳のある人格、
そして和と敬う心を持つことを日本文化大学はシンボルマークに込めているのです。
世界にはたくさんのシンボルマークがあります。
大雑把に見れば、日本文化大学は「N」一文字のシンプルなデザインです。
探せば、これに似たシンボルマークもきっとある筈です。
しかし、そう簡単には見つかりません。
長岡技術科学大学も頭文字を取って「N」にしていますが、
2つの柱は共に水色で、斜め棒はブーメランの様な軌道になります。
少なくとも、日本文化大学とは全然違うデザインになります。
民進党のロゴは青と赤ですが、こちらはどちらかと言ったら「M」です。
黒い点もありませんので、日本文化大学のロゴと間違う方はまず居ません。
日本大学や長崎大学、鳴門教育大学など、
頭文字がNで始まる大学はとても多いですが、
どこも特色ある色使いとデザインにより、間違うことはほとんど無さそうです。
やはり、日本文化大学に似ているシンボルマークを探すのは
一筋縄では行かないみたいです
シンボルマークは色々なところで使われています。
大学、企業、自治体などなど。
世界に何個のシンボルマークがあるか分かりませんが、
軽く1億は超えているかもしれませんね。