日本文化大学の特徴や学生生活について

「日本文化大学の概要」

日本文化大学は室町時代に創設された「柏樹書院」の第24代当主の蜷川親繼が、第二次世界大戦後の日本で伝統や文化が失われていくのではないかということを危惧してヨーロッパへ留学したあと、柏樹書院の精神を引き継いで創設された大学です。蜷川親繼の「これから日本を支えていく若者は法を学ぶだけでなく温かい人格を兼ね添えなければいけない」という建学の精神のもと、法を学ぶことと人間教育に力を入れた法学部のみに特化した大学として現在も引き継がれています。

「日本文化大学の特徴」

法を学び豊かな人間性を養うためには、法律を丸暗記するだけではなく時代の流れやその背景を知ることが重要だとされ、日本の文化や伝統を学ぶことに力を入れています。1年次には茶道を学びながら日本の文化と両親や先祖の慈愛や祈念に報おうとする真心なども学んでいくのです。また学問を肌で感じ取ることができるようにフィールドワークにも力を入れています。さらに日本文化大学では将来の夢を実現するために大きな武器となる資格を取得することに重点を置いていて、さまざまな資格取得をサポートしているところも特徴的です。そして就職活動に関しては1年次から行われ、夢の実現に向けてきめ細かなサポートが行われます。そのため日本文化大学は、警察官採用試験の合格率が10年連続で日本一といわれています。

「日本文化大学のカリキュラム」

日本文化大学では1年次から基礎学習に加えて就職に向けた授業が行われ、日本文化を学ぶための茶道や少人数で学ぶためのゼミもあります。警察学という科目を学習することも特徴的です。2年次からは各コースに分かれた学習が行われます。「法律専門職」「警察官・消防官」「公務員」「ビジネス関連」の4つの履修モデルが用意されています。このように基礎教育と専門教育、ゼミ制度やキャリア教育がしっかりと行われていることが日本文化大学のカリキュラムの特徴です。

「日本文化大学での学生生活」

日本文化大学の年中行事として、一般の大学と同じように入学式や学園祭などが行われる以外に法学部ならではの裁判の傍聴や模擬裁判などが行われます。また新入時のオリエンテーションや2年次の1泊2日での文化学総合演習もあり、柏樹祭といわれるイベントでは旧議題会などが行われます。部活やサークル活動も活発で、学内で一番部員数の多い剣道部をはじめ本格的な柔道場が完備された柔道部、心身鍛錬の場となる弓道部や元Jリーガーが指導をするサッカー部、関東大学連盟に所属しているバスケット部などの部活のほか、バドミントンやテニス、法律研究や軽音楽などのサークルもあります。そして日本文化大学は少人数の学校だからこそアットホームな雰囲気があり、同じ夢を持った兄弟で入学していたり、学校で知り合って結婚をした人も多くニチブンファミリーといわれています。校内には蜷川会館といわれる施設があり、そこにはカフェテリア風の大食堂もあります。

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