【日本文化大学の入試選考の特色】
一般的に大学では試験を実施して入学者の選考を行いますが、日本文化大学でも学力テストや小論文などの試験などが行われています。日本文化大学では他の多くの大学と比べると規模の小さな単科大学ですが、それでも入試選考の種類が豊富であるという特色があります。
日本文化大学では多くの種類の入試選考が実施されているので、自分自身の持つ強みを生かして試験に臨むことができるでしょう。
学力以外にスポーツに優れた能力を持っていたり、大学の建学精神を理解していて強い学習意欲がある人も入学できます。日本文化大学には多くの種類の入試選考方法が用意されていますが、いずれも面接が実施されます。そのため、学校の建学の精神をきちんと理解した上で出願することが求められます。
【学力試験による入試選考】
「一般選考」と「大学入学共通テスト利用型選抜」では、これまで高等学校で学んだきた内容の学力で合否の判定が行われます。いずれの試験も英語を含むいくつかの文系科目から選択することができるので、自分の得意科目でテストに臨めます。「大学入学共通テスト利用選抜」だと個別の学力試験を受験する必要がないので、他校と併願したい場合におすすめです。「一般選考」は4回、「大学入学共通テスト利用型選抜」は4回にわたり募集が行われるので、失敗しても何度かチャレンジできます。
【スポーツが得意な現役生におすすめの入試選考】
スポーツが得意な現役生であれば、「スポーツ推薦型選抜」にチャレンジしてみると良いでしょう。学力試験が実施されますが、特定のスポーツ(柔道・剣道・弓道・サッカー)の能力も選考の際に考慮されます。学力には自信がないものの、高校時代にスポーツに打ち込んできた学生におすすめです。ちなみに日本文化大学では武道(柔道・剣道・弓道)が盛んで、多くの学生がこれらのスポーツによって心身を鍛えています。募集は1回のみで、12月中に合否が判明して入学手続きが行われます。
【公務員や警察官を志望する現役生のための入試選考】
日本文化大学では向学心が強くて卒業後に警察官や公務員に就職したいと願う学生のために、「警察官志望総合型選抜」と「公務員志望総合型選抜」が用意されています。いずれも大学独自の学力試験は実施されず、小論文(800字)と面接により選考が実施されます。
日本文化大学では卒業後の進路で警察官や公務員の採用実績がとても高く、これまで多くの先輩が警察官や公務員として活躍しています。卒業後に警察官や公務員になりたいという強い意志がある現役生であれば、「警察官志望総合型選抜」または「公務員志望総合型選抜」にチャレンジしてみると良いでしょう。
「警察官志望総合型選抜」は2回、「公務員志望総合型選抜」は3回に分けて募集が行われ、一番早い1期に出願すれば11月中に合否が決定されます。そのため、これらは早期に進路を決めて安心したい学生におすすめの方法といえるでしょう。