日本文化大学の入試の種類について

大学に入る方法は大学によって異なります。
推薦入試、一般入試の2つがあり、
それらの内容は大学によって千差万別です。
一芸入試というのもありますが、それでも面接があるケースが多いので、
それは推薦入試に分類されます。
入学の条件に筆記試験や推薦入試がないのは、
塾や専門学校くらいではないでしょうか?

日本文化大学は入試の種類が豊富です。
むしろ豊富すぎて、どの方法で入れば良いか悩んでしまうでしょう。
そこで、以下にて日本文化大学の入試を紹介します。
それぞれ特徴を記載しますので、受験の参考にして頂けましたら幸いです。

 
【AO入試】
正確には「警察官志望AO入試」と「公務員志望AO入試」の2つに分かれています。
卒業後の職業としてソレを目指す方が受験できる推薦入試になります。
なお、名称は「警察官志望」となっていますが、
日本文化大学は消防官や自衛官を目指す方も何人か居ますので、
そうした方も「警察官志望AO入試」で入ると思われます。
小論文の内容こそ全員同じだと思いますが、
面接にて将来なりたい職業に対しての意気込みを訊かれると思いますよ。
そして日本文化大学のAO入試の合格率は非常に高いです。
旺文社が調べたデータによると、
募集人数50人に対して93人が志願し、92名の方が合格しました。
ほとんど全員合格という勢いです。

また試験日が多く、「警察官志望AO入試」は年5回、
「公務員志望AO入試」は年3回のチャンスがあります。
それと「警察官志望AO入試」の試験日は8月から12月までに対し、
「公務員志望AO入試」は10月、2月、3月とかなり遅くまで門戸を開いています。
公務員に関しては、本命の大学が落ちた方でも受験しやすいように、
選考日を遅くまで用意しているのかもしれませんね。
公務員に関しては、併願している方は多いのではないでしょうか。
逆に警察官を目指す方は、日本文化大学を専願としていることが多そうです。
公務員を目指すなら他の大学でも可能ですが、
警察官を目指すなら日本文化大学以外に無いと言っても過言ではないでしょう。
それだけ日本文化大学は警察官採用試験への対策に力を入れている大学として、
確固たる知名度を獲得しているのです。

 
【一般推薦入試】
一般推薦入試も専願になります。
そしてこちらはAO入試と違って、出願資格に学校の成績が必要になります。
ただし、全体平均で3以上(5段階中)なので、条件はそこまで難しくありません。
しかも救済処置として、英語・国語・地歴・公民の平均で3以上でもOKです。
数学と理科の成績が壊滅的な方でも、日本文化大学の一般推薦入試を受けられます。
ひとつ注意点として、選考方法がちょっと変わります。
小論文と面接はAO入試と一緒ですが、
一般推薦入試には英語と国語の簡単な口頭試験があります。
国語はともかく、簡単な英会話能力がないと、
日本文化大学の一般推薦入試は突破できないでしょう。
せめて英検3級程度(中学卒業)の実力は身に付けておきたいところです。
ちなみに英検3級は、「What did you eat this morning?」という問いかけに対し
「I’m fine , thank you.」と元気よく答えただけで合格した方が、筆者の知人に居ます。
英検3級は英語能力よりも、話す姿勢で合否を判断されることが多いみたいですよ。

 
【指定校推薦入試】
この内容は学校ごとに異なりますので、説明は割愛します。
詳しくは自身の高校の進路指導部にご相談ください。
日本文化大学の指定校推薦入試の選考時期は11月なので、
遅くても夏休み前までには相談した方が良いですよ。
ちおみに、こちらも専願なことが多いです。

 
【自己推薦入試】
別名、ニチブンサクセス入試と呼びます。
この試験ですが、いわゆる一芸入試に属すると思われます。
AO入試と違ってその職業を目指さなくてよく、
一般推薦入試と違って学校の成績は不要。
さらに併願でもOKなのが日本文化大学の自己推薦入試の特徴と言えます。
自分の意欲を日本文化大学に積極的にアピールできる方は、
この受験方法を選ぶのも良いかもしれませんね。
なお、選考方法の内容は一般推薦入試と同一になります。

 
【一般入試】
一般入試には細かい出願資格はありません。
高等学校や中等教育学校を卒業(卒業見込み)、
もしくは高卒認定試験をクリアすることで受験資格を得られます。
年齢制限もなく、30歳だろうと日本文化大学に入れますよ。
ただし警察官採用試験を受けるには年齢条件がありますので、ご注意ください。
県警ごとにかなり異なりますが、大体30歳あたりがリミットのようです。
選考方法ですが、現代文が必須で、
英語、歴史、政治経済の3種類から1つを選ぶ感じです。
実際にはもっと教科は細分化されていますので、
詳しくは日本文化大学の公式サイトをご確認ください。
ともかく、2教科だけで日本文化大学を受験することが可能です。
と言いつつ、英検2級以上の技能を有していれば、
選択科目は免除され、実質、現代語オンリーで受験することが出来ます。
TOEIC換算でしたら、550~775点くらいでしょうか。
どれくらいで免除されるか分かりませんが、
TOEIC700点あればOKかもしれませんよ。

そして、日本文化大学の最大の特徴として、
一般入試においても必ず面接を行います。
法学部のような一般的な大学において面接を必ず行うのは
日本文化大学くらいではないでしょうか。
なお、他に面接が必須な学部でしたら医学部があります。
これは、医師は非常に強いメンタルが必要な職業になりますので、
入学の段階でメンタル度をチェックすると言われています。
医学部は6年で、その後2年の研修をしますが、
8年後に「アナタは医者に向いていないよ」と宣告されても8年間は帰ってきません。
だからこそ、最初の段階で選別を行うのです。
日本文化大学は警察官を目指す大学になりますので、
こちらもまた強いメンタルが必要でしょう。

一応、日本文化大学は一般企業への就職率も高いですが、
なるべく志が高い方を集めていると思いますよ。
と言いつつ、日本文化大学の推薦入試の合格率がほぼ100%であることを考慮すると、
面接で落ちることはほぼ無いと考えられます。
高校入試のように、人となりを一応確認しているだけかもしれませんね。
とりあえず、ロックな格好をせず、
テストできちんと良い点を取れば、合格出来ると思います。
あと、日本文化大学の一般入試は、本会場での選考は計8回チャンスがあります。
1番早くて1月28日、遅くて3月20日まであります。
高田馬場学習センター会場も3回のチャンスがあります。
チャンスが多すぎて、いつ受験すれば良いか迷ってしまいそうですね。

 
【大学入試センター試験利用入試】
センター試験を受けた方が利用できる入試です。
センター試験の成績が適応され、
国語が必須で、英語、地歴、公民の3種から1つを選択します。
このあたりの科目の種類は一般入試と一緒ですね。
それとこちらもまた面接があります。
選考日は5回分のチャンスがあり、それぞれの日に面接を行うことになります。

 
【合格発表】
日本文化大学に入学できるチャンスは非常に多いです。
試験の種類も多いですが、選考日も複数用意されています。
なお、合格発表は選考の翌日です。
選考日が日曜の場合は、2日後の火曜日が合格発表になります。
そして手続き締め切りは合格発表から10日の猶予しかありません。
逃さずにしっかりと手続きするようお願いします。
ちなみに、日本文化大学はかなり古風に、合格発表は電報です。
合格発表の日は電報を取り逃さないように、家でずっと待機していた方が良いですよ。
日本文化大学で初めて「サクラ サク」を見る方は多いのではないでしょうか。

 
【建学の精神】
日本文化大学のAO入試と一般入試の受験資格には
「建学の精神を理解すること」と書かれています。
しかし、全ての入試で面接があることから、どの入試を利用するにしても、
建学の精神は理解しておいた方が良いでしょう。
建学の精神はかなり難解な言葉遣いで構成されていますので、
しっかりと現代語に和訳できるようにしておきましょう。

日本文化大学の学歌

どこの大学も学歌を持っていると思います。
日本文化大学も当然のように学歌を保有しています。
作詞:佐々木秀雄、作曲:安西愛子、
編曲:平井哲三郎で、3番まで歌詞が用意されています。
ただし、それぞれの歌詞は微妙に短いです。
長々と唄うと眠くなりますので、
スパっと短く歌い切る歌詞にしたのかもしれませんね。
今回は日本文化大学の学歌の歌詞について注目したいと思います。

1番の歌詞は片倉城址について謳った内容になります。
片倉城は室町時代に長井時広が建てたと言われており(諸説あり)、
三増峠の戦いにて北条氏が出陣した城として知られています。
ただし現在に残るのは「址」になりますので、今は遺構が残るだけです。
そして、いつ城が無くなったかは分かりません。
1615年に発令された「一国一城制」で取り壊したのか、
それともイクサにて壊されたのか、
文献が残っていませんので、廃城年は不明です。
今はカタクリが群生する公園として、市民の間に利用されています。

日本文化大学の学歌では、「片倉城址を指呼の間」と唄っています。
「指呼の間」は全く耳慣れない用語ですが、
辞書によると「指さして呼べば直ぐに答えが返ってくる距離」を意味します。
日本文化大学と片倉城址は直線距離で600mくらいの距離なので、
仮に城が今でも在ったのなら、
日本文化大学から眺めることが出来ると思いますよ。
校門が反対の位置にあり、かつ国道や川があるので、
一足飛びで行くのは難しいですが、日本文化大学の学生もよく、
片倉城址公園に遊びに行っているのではないでしょうか。

その次の歌詞では、「清明和敬身に享けて」と書かれています。
「享けて」はちょっと難しい意味の「受ける」で、
天から授かる場合に使われるみたいです。
そして清明和敬は日本文化大学の建学の精神を支える4条目のひとつです。
清く明るく爽やかな心を養うことを目指しています。
昭和53年創立ですが、
当時の大学は「天」や「神」に近い存在として崇められていたので、
「受ける」ではなく「享ける」という文字を使ったのかもしれませんね。
福沢諭吉は「天は人の上に人を作らず~」と言って、
全ての人を平等に扱うことを説いましたが、
日本文化大学の学び舎のように建物などを人の上位に持ってこさせることは、
当時の文化圏では珍しくないと考えます。
剣道の礼だって、神前(道場)に礼をしますよね。
自分たちを育ててくれる場所を神聖視することは、
神道を基本とする日本では全く珍しくないのです。

その後の歌詞は、法学部らしいものとなります。
「法の真理を究めんと」は、法学部なら当然と言えるでしょう。
「親しく学び日々新(あらた)」も、
昨日よりも1歩進んだ自分になることを目指す意味合いだと思いますよ。

2番の歌詞を見てみましょう。
少し懐古の情が混じっているような内容で、
柏樹の教えについて唄った内容になります。
柏樹は、日本文化大学の前身の柏樹書院のことです。
柏樹書院を作ったのは22代当主の蜷川式胤先生ですが、
その教えは初代にまで遡ると言えるでしょう。
それゆえ、日本文化大学の起源は
600年前まで遡ると言っても過言ではありません。
「柏樹の訓幾星霜」と唄っており、歴史的にかなりの重みがあると言えます。

その次の歌詞はちょっと気になることが書かれています。
「紫紺の校旗に」とありますが、その旗はどこから来たのでしょうか?
今でこそ日本文化大学のシンボルマークは赤と青と黒で構成されていますが、
昔は紫色を日本文化大学のトレードカラーにしていたということなのでしょうか?
紫紺をイメージカラーにしている大学は割と多く、
明治大学と立命館の校旗の色が紫紺です。
(ただし、立命館のスクールカラーは臙脂色です)
立教大学の校旗も紫紺なので、
もしかしたら大学の校旗はみんなこの色なのでしょうか?
紫は高貴なイメージがあり、
ローマではこの色のマントは皇帝だけが許されていました。
聖徳太子の時代でも、冠位十二階の最高階位は紫でした。
そして濃淡で大小を分けており、濃い紫が最高冠位です。
そのようなイメージがあることから、
日本文化大学をはじめとする多くの大学では、
校旗を紫紺色にしているのではないでしょうか。

その次の歌詞はさらに難解です。
「青雲に乗る蛟竜と」をどのように解釈すればいいか、
筆者は頭を抱えています。
そもそも蛟竜とは何なのでしょうか?
竜とならないミズチとありますが正直、ミズチもよく分かっていません。
比喩表現として「タイミングが合わず、まだ実力の証明が出来ていない英雄」
という意味がありますが、
それが青雲に乗って何がしたいのか、本当に分かりません。
鯉の滝登り的な意味合いで成長することを目指しているのでしょうか?
こうしたポエムを理解するのは、かなりのセンスが必要かもしれませんね。
作詞者の佐々木さんに尋ねたいほどです。

三番の歌詞を見てみましょう。
出だしにて富士山について書かれています。
八王子ともなれば、晴れた日でなくても、
富士山を覗くことが出来るかもしれませんね。
日本文化大学から富士山まで約100kmほどなので、
頑張ればうっすらと見えるのではないでしょうか。
でも途中にある、丹沢山がちょっと邪魔な気がします。

その後の歌詞ですが、色々と賢いことを目指す言葉が連なります。
「俊英」「叡智」「理想」「至誠(しせい)」などなど。
とにかく勉学に励めば、
何かしらの大物になれることを示唆している内容となっています。
創立当時の日本文化大学がどこを目指していたかは分かりませんが、
色々と高い志を持っていたことが、伺えるでしょう。

日本文化大学の学歌は上記の3つの歌詞で構成されています。
大学によっては4番や5番の歌詞があるところもありますが、
日本文化大学は3つだけになります。
そしてそれぞれの歌詞はやや短いです。
オールで唄ったとしても、そんなに時間は掛からないでしょう。
日本文化大学の入学直後のオリエンテーリングで
こうした学歌を学ぶことになると思いますが、
多分それなりに簡単に覚えることが出来るのではないでしょうか。
しかし、それぞれの歌詞の意味はかなり難解なので、
建学の精神をしっかりと理解しないと、
下手をすれば漢字すら読めないかもしれません。
少なくとも筆者は「指呼」すら読めませんでした。
これを「しこ」と読める方は、漢検何級を持っているのか、
非常に気になるところです。

日本文化大学の学歌は公式サイト上にて公開されています。
楽譜PDFのダウンロード、もしくは、MP3をダウンロードしてご視聴ください。
文字だけだと休符やクレッシェンドが分かりませんので、
楽譜を見るのは結構重要ですよ。
気になる方は是非、聴いてみてください。

少し話は変わりますが、
大学の学歌を取り揃えているカラオケ屋さんがあります。
ただし、早稲田大学や明治大学といった
有名どころオンリーな場合が多いです。
全国的に知名度のある大学でしたら、
学歌もカラオケで歌われるほどに需要があるのです。
日本文化大学の周囲にはカラオケ店はありませんが、
もしかしたらどこかのお店で日本文化大学の学歌を
インストールしているカラオケボックスがあるかもしれませんよ。
日本文化大学から一番近いカラオケ屋は、
京王片倉駅近くの北野街道沿いにありますので、是非確認してみてください。
平日の昼間でしたら、会員価格で30分80円とリーズナブルです。
休日の深夜は4倍近くまで値上がりますので、
出来るだけ昼間に行きたいところですね。
ラーメン屋を目印に探してみてください。

日本文化大学に通うのに掛かる費用

かなり大雑把に言われていますが、
大学の教育費は1000万円掛かるとも言われています。
学費だけでしたら500万円程度と言われていますが、
それ以外にも色々な雑費用が掛かることが多いのです。
今回は日本文化大学に通う場合、
大学4年間でどれだけお金を消費するかを見てみたいと思います。

まずは学費からです。
日本文化大学の入学金は32万円、年間授業料は83万円、
年間施設費は25万円掛かります。
最初の入学時に計140万円納める必要があり、
次年度からは108万円振り込むことになります。
そのほか、入学時に実習費として3万円加わります。
入学時に授業料を分納することも可能ですが、
それでも98万5000円支払わないといけません。

大学というものは非常にお金が掛かるのです。
それゆえ、奨学金というのが存在します。
日本学生支援機構奨学金のほか、
日本文化大学でしたら蜷川親繼先生奨学生を取り扱っています。
学業優秀者にのみ贈られる奨学金になりますので、
多くの方が蜷川親繼先生奨学生を目指して勉学に励んでいると思います。
国の教育ローンや提携教育ローンなども利用可能ですよ。

部活動を行うにもお金が掛かります。
最もお金が掛からない柔道部においても、道着くらいは買わないといけません。
安物なら3000円で買えますが良いものでしたら1万円を超えます。
最高級品は4万円だそうです。
軽くて動きやすいものはやはり値段も張りますね。
ただし、日本文化大学は強さや
試合の勝敗を求めている大学ではありませんので、
敢えて疲れる道着を着こなすのも修行になって良いかもしれません。
そして剣道や弓道は道具一式揃えるのに平気で10万円を超えます。
はじめは先輩のお古を使うのも良いですが、
いずれ自分で一式は揃えたいところです。

また、剣道の防具や弓道の弓矢は意外と消耗品です。
大学4年間で1回くらいは全交換するかもしれませんよ。
竹刀や矢に至っては、2か月ごとに買い替えると思った方が良いでしょう。
そのほか、日本文化大学では、バスケ、サッカー、バレー、野球、
バドミントン、テニス、ダンスなどがあり、
どれも稽古着や道具を揃えるのにお金が掛かります。
さらに、大会があると、そのための交通費も掛かります。
部費が下りることもありますが、
基本的にこういった費用は全部自前で用意する必要があると言えます。
お金を掛けずに身体を鍛えるなら、マラソンくらいでしょうか?
それでもシューズを使い潰してしまいそうです。
こうなったら、日本文化大学の大学4年間を
素振りだけするのが良いかもしれませんね。

授業もお金が掛かります。
教科書一式を揃えるだけで、かなりの出費になるでしょう。
教科書は非常に高額であり、
ひとつの授業で3000円掛かることは決して珍しくありません。
学割が効いていますが、それでも高いです。
授業によってはお金のない学生のために、
全てプリントを配る教授も居ると思います。
ただし、その場合は半期の授業で200枚の要旨になるでしょう。
持ち歩くのにかなり苦労したものです。

そして、プリントを持ち運ぶものとして、
クリアファイルやバインダーを使う事は多いです。
筆者も大学1年生の時に、5色を各10枚ずつ、
計50枚を衝動買いしたことがあります。
でも実際に使ったのは半分ほどでした。
購入は計画的にお願いします。
そのほか、筆記用具も複数必要であり、
文房具一式揃えるだけで数千円掛かることはザラです。

日本文化大学はまだまだeラーニングに対応しておらず、
従来通り紙媒体による勉強を行っています。
それと、電子辞書も必須でしょう。
英語の和訳のほか、六法全書付きの電子辞書が欲しいところです。
もちろん紙媒体の辞書でも構いませんが、六法全書は4kgもありますので、
基本的に持ち歩きたくありません。
持つのは、ポケット六法にしましょう。
それでもポケットに入らないほど分厚いですが・・・。
このように授業料だけでなく、
講義を受けるだけでも色々と道具が必要でお金が掛かってしまうのです。

実習でもお金が掛かります。
日本文化大学は2年の夏休みに、選択授業として三重県に旅行しに行きます。
イメージとしては修学旅行と言えそうです。
これもまた授業ですが、
履修するのに学費とは別途お金が掛かることが多いです。
いくらくらい掛かるか分かりませんが、1泊2日なので、
最低でも2~3万円は掛かると思った方が良いですよ。
交通費だけでもそれなりにお金が掛かりますので。
現地での食費を考慮すると、さらにお金は掛かりそうですね。
四日市とんてき、伊勢うどん、松阪鶏焼肉、てこね寿司、
亀山味噌焼きうどんなど、三重県特有のグルメはかなりありますよ。
食べすぎにはご注意を。

日常生活でもお金が掛かります。
日本文化大学は32%の方が一人暮らしをしています。
そしてその宿代ですが、学割が効いて5~7万円ほどと言われています。
ワンルームでも毎月これくらいのお値段が掛かるのです。
加えて、光熱費・水道代・インターネット使用料・携帯電話通信費など、
細々とした出費が待ち受けています。
むしろ、これだけ多くの出費をカバーするために
日本文化大学の学生の86%はアルバイトをしているのかもしれませんね。
細かい出費でしたら、子供会の費用や、街のゴミ出し費用なども発生します。
正直、家賃に含んで欲しい気がしますが、
その地域に住むと色々とお金が掛かってしまうのです。

交通費も決してバカには出来ません。
学割が効いているとはいえ、毎月かなりのお金が掛かります。
日本文化大学の学生の68%は実家から通っており、
その多くが電車通学です。
ごくまれに実家から自転車で通える方も居ますが、
そうした方は本当に稀だと言えるでしょう。
また電車通学ですが、一人暮らしをしている方も電車を利用することが多いです。
日本文化大学の近くに宿を借りられるとは限りませんので、
2~3駅離れることは決して珍しくないでしょう。
時には新宿の方まで離れてしまうかもしれません。
安くていい宿を求めると、大学から離れてしまうことは良くあるのです。

そして最もお金が掛かりそうなのは食費でしょうか。
三食外食でしたら、食費だけで月5万円まで到達します。
ただし、日本文化大学の付近にはほとんど飲食店がありません。
学食はありますが、お弁当を持参している学生は多いのではないでしょうか。
大学費用を節約するために、自炊する方は少なくないでしょう。
飲食店は少ないですが、スーパーにはきちんと食材が揃っていますので、
料理で困ることは無いと思いますよ。
日本文化大学は住宅地に囲まれたところにありますので、
スーパーで困ることはほとんど無いのです。

就職活動でもお金が掛かります。
警察官採用試験に受験料はありませんが、履歴書は基本的に有料です。
履歴書はそこまで高いものではありませんが、
何十社も書いていると意外と出費になります。
そして最も大変なのは交通費でしょう。
何十社も赴いたら、総額は軽く10万円は超えてしまうかもしれませんよ。
幸いにも日本文化大学は東京圏の大学なので、
地方から上京就活することはありませんが、
それでも毎回数百円程度の交通費が掛かります。
就活シーズンに備えてしっかりと貯蓄しておきましょう。

その他、ファッション、娯楽費(デート代含む)、交通手段の確保(自転車など)、
医療費、学生健康保険など、色々と出費がかさみます。
地方から上京してきた方でしたら、帰省の交通費はかなり大きいでしょう。
少なくとも、学費含み日本文化大学の大学生活は
1000万円掛かると思った方が良いですよ。

日本文化大学のオープンキャンパスについて

オープンキャンパスとは、その大学を希望する高校3年生が
構内の雰囲気や教育システムを確認するためのイベントになります。
基本は高校3年生ですが、高校2年生や他大生も参加することが可能です。
日本の大学受験は高校3年生でしか受けられない風潮がありますが、
受験資格さえ満たせば誰でも受験することが出来るのです。
あまりしませんが、大学を卒業した後に別の大学に入り直すことも可能と言えます。

オープンキャンパスで行われる内容は学校ごとに異なります。
学長の挨拶、模擬授業、キャンパスツアー、教育システムの説明などなど。
色々なことをやっています。
流石に文化祭のように屋台が並ぶことはありませんが、学食が開いていることは多いです。
日本文化大学も大体そんな感じになります。
7月30日に開催されたものでしたら、教育システムの説明、就職状況の説明、
年間行事の説明、模擬授業(ミニ講義)、キャンパスツアー、
入試説明会などを行っています。
もちろん、学食も開かれていますよ。
逆に、日本文化大学の周辺には飲食店がほとんどありませんので、
学食が常時オープンしてくれないと、学生は食で困ってしまうでしょう。

やや珍しいことに日本文化大学にはマスコットキャラクターが居ます。
ゆるキャラが居ない都道府県も居ますが、
日本文化大学はファンシーとユーモアを求めて
「にちちゃん」というマスコットキャラクターを誕生させました。
オープンキャンパスでは遊園地のキャストのように、
マスコットキャラクターが日本文化大学の施設を案内してくれると思いますよ。

大学によっては、オープンキャンパス実施日に
大学への直通バスを用意しているところもあります。
駅から離れている場合は、そういった措置を取ることもあるのです。
しかし、日本文化大学は片倉駅から僅か徒歩7分という近さで、
駅から日本文化大学まではかなり細い道が続きますので、バスが通ることは出来ません。
日本文化大学は住宅街の中にあるような大学なので、
大型車両の通行はかなり難しいと言えます。
でも、僅か徒歩7分なので、車を利用する機会は皆無と言えるかもしれませんね。
道はちょっと入り組んでいますが、学生っぽい人の流れに沿って行けば、
日本文化大学に辿り付けますよ。
片倉駅周辺には日本文化大学以外の大学や専門学校がありませんので、
降りる駅さえ間違えなければ、目的地まで簡単に辿り付けると思います。

大学によっては遠隔都市からの訪問には交通費や
ホテル代を支給・補助するところもあるみたいです。
残念ながら、日本文化大学のオープンキャンパスでは
そういったサービスはやっていない模様です。
逆に飛行機代や宿泊費を支給できる大学がどういったところかかなり気になります。
調べたところ、専門学校で多い感じです。
大学はあまりないかも。
あったとしても、予約することでQUOカードが貰えるキャンペーンくらいだと思います。
そして日本文化大学もそれくらいやっています。
(正確には、提携している予約サイトの運営企業から支給されます)

日本文化大学のオープンキャンパスは私服OKですが、
出来れば制服を着て行った方が良いでしょう。
その理由として、AO入試の説明会を聞くからです。
教授と直接話を聞く機会がある場合は、
かなり畏まった服装で行くのがベストと言われています。
ただし、靴は絶対に履き慣れた物でないといけません。
駅から徒歩7分という短さですが、キャンパスの中は割と歩き回ります。
制服だと革靴とセットになるケースが多いので、
きちんとその革靴には慣れておくのが良いでしょう。
と言っても、高校に既に2年以上通っている筈なので、
高1の初夏の遠足と違って、革靴には十分慣れていると思います。
最近は柔らかい革靴もありますので、靴擦れで悩む方も安心ですよ。
と言いつつ、実際に日本文化大学のオープンキャンパスに来ている方の
私服・制服の割合は半々くらいです。

統計によると、一人がオープンキャンパスに参加した大学は
平均で3.56校と言われています。
意外と皆さん、オープンキャンパスには積極的に通っている模様です。
訪問したオープンキャンパスによっては、
志望順位を入れ替えることは珍しくないのかもしれませんね。
日本は実に多くの大学・専門学校が存在し、
都市部に至っては数えきれないほど密集しています。
日本文化大学の1km南にも、東京工科大学がありますよ。
ただし、学部学科が被ることはそうそうありません。
そして高校生が大学を選ぶポイントは、
「家からの近さ」「就職率」「偏差値」「学費」あたりが、優先度が高いです。
アメリカと違って、有名な教授が居るから通う方は少ないでしょうし、
ここでしか出来ない研究があるから通う方も稀です。

そもそも、今は大学同士が協力関係にありますので、
他大の研究に参加することは全く珍しくないと言えます。
そして日本文化大学の特徴は何と言っても「就職率の高さ」でしょう。
特に警察官の合格率に至っては他の追随を許さないほどの優秀さです。
ぶっちゃけた話、日本文化大学の警察官合格率に匹敵するところは皆無ですし、
2位と倍率が10倍差くらい離れているかもしれませんよ。
最早、警察官を目指す専門学校を
4年制大学にしたところと思った方が良いかもしれません。
日本文化大学の特徴がオンリーワンすぎて、
オープンキャンパスでの比較がしにくいかもしれませんね。

オープンキャンパスの実施期間ですが、国立は夏休みに集中して、
私立は春から秋に掛けての長期に渡って開催することが多いです。
そして日本文化大学は私立になりますので一般的なところと同様に、
春から秋に掛けての長期に開催しています。
そして平日に開催しても高校生は学校を休めませんので、大抵土日祝に開催します。
ただし、日本文化大学は珍しいことに、土曜日も全日で授業を行います。
それゆえ、日本文化大学のオープンキャンパスは
夏休みを除いて全て日曜日に開催されます。
その代わり、開催日数が計9回とかなり多いです。
入試の回数もかなり多い大学ですが、
オープンキャンパスのチャンスもかなり広く門戸を広げているのです。

日本文化大学の入試はかなり独特です。
一般入試においても、医学部のように面接を必ず行います。
そして、AO入試を受けるには、オープンキャンパスや
キャンパス見学会(こっちは平日開催)に参加して、
プレインタビューを受ける必要があるのです。
こうしたものを受けるなら、やはり畏まった格好が必要であり、
制服で臨むことは必須と言えるかもしれません。
でも、日本文化大学のオープンキャンパスに二回以上通うのなら、
二度目からはラフな私服でも良いかもしれませんね。

オープンキャンパスに参加すると、素敵なプレゼントをくれることが多いです。
日本文化大学もメールで予約することで
図書カードやQOUカードを貰えると思いますよ。
もしくは現地で、筆記用具か何かを貰えるケースが多いと思います。
もしかしたら、
勉強の役に立つ参考書のようなものを貰えることもあるかもしれません。
かなりマニアックなものでしたら、大学のマスコットキャラクターをあしらった
キーホルダーをくれることもありそうです。

オープンキャンパスが最も役に立つのは、生の声が訊ける点でしょう。
ネットの口コミとは違い、かなり真実に差し迫った意見を訊けると思いますよ。
キャンパス見学してくれる学生は基本的にボランティアであり、
そこで学生を確保したからと言って、
営業職のようにインセンティブが貰える訳ではありません。
メリット面は元より、マイナス面も赤裸々に語ってくれますよ。
日本文化大学のオープンキャンパスに参加して、
大学の実情を訊いちゃいましょう。

日本文化大学の年中行事について

どの教育機関も年中行事は公表しています。
年中行事を気にして受験する方はあまり居ませんが、
この時期にこんなことをするのかを知るのには有用です。
大学だと流石に修学旅行はありませんが、体育祭や特殊イベントなど、
色々な催し物が待ち受けていますよ。

<4月>
日本文化大学は日本の標準的な大学になりますので、
入学式は4月になります。
アメリカに合わせて
9月入学に合わせようとする動きが少しだけありますが、
こうした制度を変えるのは容易ではありません。
実際に行うとしたら、4月と9月の両方で入学式を行うという案になります。
国際化が進めば、日本文化大学も秋入学の制度を採用するかもしれませんね。
でも、「サクラ=入学」のイメージが強いので、
4月以外に入学するのは中々慣れないかも。

<5月>
日本文化大学の創立記念日は5月です。
1978年に開学し、今年で39周年になります。
何日に創立したかまでは調べられませんでしたが、
その日は休日扱いとなり、
日本文化大学の学生は伸び伸び過ごしているかもしれませんね。

<6月>
6月になればオープンキャンパスを開くようになります。
高校生の皆さんに、日本文化大学がどのようなところかを紹介します。
AO入試で入るには、一度はキャンパスに訪れる必要があり、
多くの方がこのオープンキャンパスに参加して願書を手に入れると言われています。
ただし、今年のオープンキャンパスは5月からスタートしました。
回数も総勢9回と、過去最多です。
それだけ日本文化大学の受験生が増えているとも言えそうです。

<7月>
7月末に前期定期試験があります。
年度によって8月に滑り込むこともありますが、
今年は7月中に全部終わった模様です。
オープンキャンパスが7月30日(日)にありますので、
その前に試験を全部終わらせたと思います。
オープンキャンパスの翌日に定期試験をやらせるのは、
流石にキャンパスを案内する在学生が可哀想です。

<8月>
8月は夏休みになります。
この時期に何をするかで、自分の価値は決まると言っても過言ではありません。
そして、日本文化大学ではこの時期に就職試験対策講座を行います。
普段まとまった時間を取れませんので、長期休みを利用して集中講座を行うのです。
もちろん全日を試験対策に費やすことはなく、部活、バイト、デートなど、
日本文化大学の学生はそれぞれのモラトリアムを堪能すると思われます。

<9月>
9月の末あたりから2学期がスタートします。
この開始時期も年度によって1~2週間ズレることはよくあります。
そして先の説明で「大学生は修学旅行がない」と言いましたが、
日本文化大学は2年次に三重県へと修学旅行に行きます。
選択科目の「文化綜合演習」にて、1泊2日の現地講義を行うのです。
鳥羽は港町と海賊(水軍)の歴史を持つ街であり、
1594年に建造した鳥羽城は三重県の史跡に指定されています。
水軍の城でもあるため、城が海に突き出ているのが特徴になりますよ。
実際に何を学ぶかは分かりませんが、
伊勢や鳥羽の歴史を学べると評判になっています。

<10月>
年度の半分を過ぎるとイベントごとが増えてきます。
3年次には就職活動壮行式を行って、就職活動に向けて気を引き締めます。
この時期になれば、警察官を目指すか、一般企業を目指すか、
日本文化大学の学生は進路を固めている頃になります。
警察官採用AO入試で入学し、法心理コースに進んだ方も、
この時期には進路を変更することもありますよ。

また、10月の末には菊花祭が開催されます。
いわゆる体育祭で、OB・OGも多数賓客として招かれるそうです。
日本文化大学は文化祭がありませんので、こうしたイベントにて卒業生を招くとのこと。
柏樹会のホームカミングデーとは別に、同窓会なども同時に開いていると思いますよ。
ちなみに土日祝の関係で、11月初旬に滑り込むことが多いです。
去年は文化の日あたりに菊花祭を開催したそうです。
1~2年生を中心に、バレー、バスケ、バドミントン、
サッカー、クラス対抗リレーを行いました。
3年以上が参加しないのは、就活で忙しいからかもしれませんね。
卒論にもそろそろ着手しないといけませんので、
こうした運動会に参加できる余裕がないのだと考えます。
でも、内定を勝ち取った方だと、積極的に混ざっているかも。

<11月>
模擬裁判は日本文化大学の華と言えます。
本物そっくりの裁判所を用意し、そこで本物さながらの模擬裁判を行います。
流石に「異議あり!」と指差すことはありませんが、
市民を裁判員として参加させるあたり、かなり本格的です。
そして、在学生だけでなく、保護者、OB・OG、
さらには一般市民まで聴衆することが可能で、
貴重な体験が出来ると人気を集めています。
日本文化大学は警察官を目指す大学で、
弁護士・検事に進む方は皆無に近いですが、
この模擬法廷は学生の間でかなり高い評判を得ているようです。

<12月>
時期は多少前後しますが、この時期に法律討論会を行います。
毎年2回開催し、複数のチームがパワーポイントを使って
それぞれの研究結果を発表します。
論旨発表は10~15分程度。
その後、質問タイムになります。
優秀質問賞もあり、毎回質疑応答に熱が入る盛況っぷりです。

<1月>
冬休みの期間は、関東はどこも一緒でしょう。
大体クリスマスの後あたりから冬季休業となり、
七草がゆあたりの日から授業を再開します。
そして月の中頃でセンター試験があります。
日本文化大学も会場として貸し出すと思いますよ。
その後は月末に後期定期試験があります。
1月に関しては、日本文化大学は他の大学とほとんど同じと言えます。

<2月>
定期試験が終わって、2ヶ月に渡る春休みが始まると再び、
就職試験対策講座が開かれます。
3年生はそろそろ就職に向けて本格的に採用試験に臨むようになり、
春休み中に内定を勝ち取る方もチラホラ出始めるのではないでしょうか。
警察官採用試験も早ければ4月末には第一回が開催されます。
春休みだからって、あんまりウカウカしていられませんよ。

<3月>
春休み中に卒業式があります。
正式には「学位記授与式」と呼びますが、
多くの日本文化大学の学生が晴れ着を着て、この式に臨みます。
女性でしたら、袴姿を着付けてもらう方が多いのではないでしょうか。
最近は大学の会場でレンタルや着付けをしてもらえるプランもあり、
日本文化大学の女子学生もこういったものを利用しているかもしれませんね。
卒業証書を手渡しでもらうのは、実に感慨深いものです。

日本文化大学の年間行事は大体こんな感じになります。
他にも細かいイベントはいくつかあり、
季節に応じて学生の皆さんは様々な催し物に参加していると思われます。
特に就職に関するイベントが多く、
就職内定者によるアドバイスや内定者就職活動体験報告会、
インターンシップの参加など、かなり忙しいです。
部活動に所属していれば、大会などもあります。
昇段試験なども重要と言えます。
このように大学生活というものは、
色々なイベントが待ち受けているものなのです。
むしろあまりに忙しすぎて、休む暇などないかもしれませんね。

日本文化大学は土曜もフルタイムで授業があるため、
完全にオフに出来るのは日曜しかありません。
まとまった時間でアルバイトを出来るのは、日曜くらいでしょうか。
日本文化大学の学生のほとんどがアルバイトをしているみたいですが、
彼ら彼女らは一体いつアルバイトをしているのか、非常に気になるところです。
日本文化大学は文系ですが、授業数はかなり多いので、結構大変と評判ですよ。
その分、たくさんの勉学が出来るとも評判になっています。

日本文化大学の空調や換気システムが気になる

室内環境はとても大事です。
どれだけ教室が快適かで、
勉強の効率は0%から100%まで変動します。
キャンパス環境は大学ごとに異なり、それがどれだけ快適かで、
学習の成果はピンキリに分かれるのです。

日本文化大学はどうでしょうか?
日本文化大学の空調や換気システムには
どのようなものが使われているのでしょうか?
使用しているエアコンが、パナソニックなのか、
東芝なのか、シャープなのか気になりますよね。
また、空気清浄器(加湿器・除湿機)があるかどうかも重要です。
梅雨の時期はとにかくジメジメして、
あまりにもひどいとプリントまでビショビショになることもあります。
湿度100%だと、室内でも霧が発生しますよ。

また、冷房の強さも確認しないといけません。
大学の冷房は、アラスカのブリザードより強く、
指先が凍傷する恐れもあります。
筆者も指が震えて、上手くシャーペンを握れないくらいでした。
それゆえ、窓際に座ってこっそり窓を開けて、
暖かい空気を取り込んでいたりしました。
真夏でも、耐寒仕様の装備は必須なのです。
ホッカイロは大活躍しましたよ。

そしてこうしたことは直接体験しないと分かりません。
ちょうど今くらいの時期に、
日本文化大学はオープンキャンパスを複数実施していますので、
梅雨を含む夏季シーズンにキャンパス見学を是非とも1回以上はしましょう。
模擬授業なども日本文化大学は実施していますので、
エアコンの効きを確認するだけでも有用ですよ。

あと、教室ではないですが、
日本文化大学の体育館は最新鋭の換気システムが採用されています。
恐らくいま流行の「窓を開けずに換気する」システムのことと思われます。
都会の空気は思った以上に汚れており、
マスクがないと外を出歩けないほどと言われています。
黄砂、PM2.5、自動車の排気ガスなどなど、
都市部の空気にはあらゆる微細粒子が浮遊しているのです。
そしてそうしたものも、
最新式の換気システムを使うことで除去することが出来ます。
2010年に作られた体育館ですが、
日本文化大学が採用している換気システムを是非、確認しましょう。

人間(成人)の身体の60~65%は水で出来ています。
しかし生きていくには呼吸をしないといけません。
水よりも、空気の方が大事なのです。
そして日本文化大学の学生は毎日大学に、6~8時間も滞在しています。
それほど長くいるからこそ、
空気を含む室内環境はしっかりとクリーンにしないといけません。
日本文化大学がある八王子市は首都圏からちょっと離れた土地ですが、
それでもアルプスや北海道に比べたら、空気は淀んでいます。
健康な肉体を手に入れるなら、こうした室内環境に気を遣うのも大事ですよ。

日本文化大学は電報で合格発表をする

日本文化大学は電報で合格発表をします。
ところで皆さんは電報についてどこまでご存知でしょうか?
ポケベルや使い捨てカメラを知らない世代だと、
電報についてほとんど知らないかもしれませんね。
しかし電報はそうした歴史の遺物ではなく、
今も現役で使うことが出来るのです。
日本文化大学のような法人だけでなく、
民間人だって私的利用として普通に電報を使うことが出来ますよ。

昭和中期以降に生まれた方で、電報の存在を初めて知ったのは
「となりのトトロ」ではないでしょうか?
当時は電話がまだ貴重で、緊急の連絡手段は電報が主体でした。
郵便による手紙のように、電報で知らせていたのです。
しかし、電話が普及したことにより、
電報はほとんど過去の遺物として扱われるようになりました。
今では、能や歌舞伎、茶道のように、
日本の文化として電報を使うことが多いです。
日本文化大学は古き良き日本の文化を守ることを主軸にしているからこそ、
電報で合格通知を送付しているのです。

電報にもいくつかの種類があります。
日本文化大学やとなりのトトロが使用したのは「通常電報」というものです。
そのほか、新聞電報というのも存在します。
新聞の紙面にメッセージを記載して、
遠く離れた相手に情報を伝えることが出来るのです。
相手が毎日新聞を隅々まで読んでいれば、
こうした伝達手段はかなり有用ですが、今の新聞の購読率を考えると、
新聞電報は完全に廃れていると言えます。
新聞電報もどこかのアニメ映画に登場していた記憶があるのですが・・・
完全に忘れてしまいました。
確か、ホームズ作品で新聞電報を使って
犯人をおびき出す作戦があったような気が・・・。

電報の利点ですが、未読スルーを防ぐことが出来ます。
郵便物のように、しっかりと相手にメッセージを届けることが出来るのです。
漫画家は締め切りが近づくと、電話線を抜いて、携帯電話の電源を切ります。
そうした相手にも確実にメッセージを届けるためにも、電報は有用なのです。
漫画家も宅配便だけは受け取ることは多いですよ。

しかし電報は骨董のように実用性が薄いものとして扱われています。
電話が無い世帯には有用ですが、今の時代、そうした方は皆無だと言えます。
そもそも、電話代が払えないほど貧乏だと、学費すら納めることが出来ません。
実際のところ、日本文化大学が何故、
電報という時代に取り残された遺物を使っているかは分かりません。
いくら日本文化大学が日本の古き文化を大事にしているとは言っても、
電報はかなり非効率的です。
専用のサイトを作って、
ネットから確認できるようにしている大学は非常に多いと思います。

それとも、ネットで情報を開示すると、
不正利用されることを日本文化大学は危惧しているのかもしれません。
高校受験の話ですが、かつて、自分の子供の補欠合格を繰り上げさせるために、
合格した家の親を装って他人の子供の内定を勝手に辞退させたケースがありました。
受験番号を含む個人情報を手に入れるだけで、
誰でも簡単に内定を取り消させることが出来たのです。
そうした犯罪を防ぐためにも、
日本文化大学は敢えて電報という形を取っているのかもしれません。

日本文化大学の就職支援について見てみよう

大学は元々、研究機関でした。
しかし今は「就職予備校」としての色合いが強いです。
しかも企業の多くが「学部学科不問」で採用するようになり、
大学は最早コミュニケーション能力を鍛える
「社交界」のような場所になっているかもしれません。
真に学問を修めたい方が、海外に留学したくなるのも納得ですね。

日本文化大学も就職予備校としての色合いが強いです。
しかしそれはニーズに合わせているからだと言えます。
研究機関では、今の大学経営は生き残ることが出来ませんので、
しっかりと消費者(学生)の要望を叶えるために、
就職支援に力を入れているのです。

具体的には日本文化大学は、早くから就活指導を行っています。
大抵の大学が3年の4月からスタートするのに対し、
日本文化大学は1年の4月から「就職対策特別講座」や
「教養科目模擬試験」を随時行っています。
就職内定者によるアドバイスを行う
「スペシャリストセミナー」も開催していますよ。
警察官OB・OGやビジネスの最前線で活躍する
実務家を講師に呼んで行うセミナーは、かなり役に立つと評判です。
また、クレペリン検査試験やNAAIPテスト(適職診断テスト)も
受けられるのは嬉しいです。

そもそも、日本文化大学は警察官を目指す方が集まる大学とも言えます。
入学者の4分の3はAOで入ってきており、
その願書を出す時点で将来なる仕事を見据えているのです。
目標が高3の時点で確定していますので、
それに対する準備も早くから行うことが出来るのです。
特に公務員試験の準備は1~2年掛かるとも言われています。
大学3年の春から始めようとしても、試験に間に合わないことは多く、
現役で内定を勝ち取る大抵の方は1年の頃からコツコツ準備しています。
日本文化大学も公務員合格を目指して、
かなり早い段階から試験対策をすることが出来ますよ。

また、日本文化大学の真骨頂は個別指導にあると言えそうです。
警察官OB・OGが多いということは、
合格した前例をそれだけ多く確保していることを意味します。
面接でどのようなことを聞かれるかも、
学生支援室でアドバイスを受けることが出来ますよ。
日本文化大学の教授陣には、前職が警察官の方が多いので、
アドバイスを聞ける機会はかなり多いと思います。
インターンシップも幅広く用意していますので、
仕事というのを身を持って体感したい方は、
この制度を利用するのも良いですよ。
日本文化大学は一般企業だけでなく、
官庁へのインターシップも取り扱っています。

日本文化大学のセンター試験利用入試について

来年のセンター試験の日時は、1月13日(土)、14日(日)です。
多少前後しますが、毎年、週の真ん中くらいに開催されます。
個人的には、その日に限ってよく雪が降っているイメージがありますが、
実際はそんなに頻繁に雪は降っていません。
そして、センター試験の申し込みは学校側が全部やってしまうことが多いです。
個人が個別に申し込むというのは、あまりないと思います。
出願時期も毎年微妙に変動しますが、
次回の分は9月26日(火)から10月6日(金)までとなります。
忘れたら大変ですね。

さて、日本文化大学も当然、センター試験に対応しています。
その科目ですが、日本文化大学は「現代文」を必修とし、
「英語」「地歴」「公民」の3つの内どれか1つを選択します。
英語が苦手な方でも日本文化大学は入学できる可能性を秘めているのです。
なお、センター試験は「英検2級以上持っていれば、
英語科目は免除」というのをやっていません。
一般入試と違って、3つの選択科目の中から
1つを選んで受験しないといけないのです。
そして日本文化大学は一般入試でもセンター試験でも面接を行います。
法学部ですが、医学部のように日本文化大学は
全ての入試形式で面接を行っているのです。

幸い、日本文化大学はセンター試験利用入試を5回分用意しています。
一番遅くて3月3日(土)なので、かなり猶予があると言えます。
私立でしたら2月の末くらいには結果が出ていることが多く、
滑り止めとして日本文化大学を受験するのもアリと言えそうです。
なお、選考日(面接日)の翌日に結果が分かるというスピード対応です。
金融機関の書類審査と違って
ダラダラと時間を掛けないのはありがたいですよね。

ただし、日本文化大学でセンター試験を利用する方はかなり少ないです。
と言うより、4分の3の生徒は推薦(AO含む)にて入学します。
去年の例を見ると、センター試験は「募集:15人」
「受験者:18人」「合格:14人」になります。
合計215名の合格者が居ましたが、
ほとんどの方はセンター試験を利用しないのです。
ちなみに一般入試は定員割れを引き起こしていますが、
それを補うほど推薦入試に人が殺到し、99%の率で合格しています。
AOは募集人数50人に対し、92人も合格していますよ。
日本文化大学に入るなら、AO入試が確実と言えそうです。

そんなセンター試験もあと3回で終わります。
現在の中3の世代からは、全く新しい分野のテストに切り替わります。
英語だけは、5年までは従来式と併用するそうですが、
今までとは違った対策をしないと、
テストで良い点を取れないのは確実のようです。

日本文化大学の特徴は警察官になりやすいということ

「この大学は他と違って○○が特徴です」
とした場合、日本文化大学は何が特徴となるでしょうか?

日本には数多くの大学があり、
最早飽和状態で定員割れを引き起こしている状態です。
それら有象無象と差別化を図るなら、
何かしらの特徴を持たせないといけません。
なお、偏差値を特徴に挙げたくなりますが、
偏差値は特徴ではなく結果です。
アイドルの特徴だって「○○の特徴は人気が高い」なんて言いませんよね?
「歌が上手い」とか「かわいい」とか
「トーク技術が良い」とか「一生懸命さが伝わる」とか、
何かしらの特徴がある筈です。
人気の高さは結果論なのです。

となると、日本文化大学の特徴には何があるのでしょうか?
カリキュラムに注目したいところですが、
カリキュラムの内容でナンバーワンを目指すのはかなり難しいでしょう。
むしろ、他者に説明がしにくい領域になります。
例えば、リンゴで「紅玉と美丘、どちらが旨い?」と訊かれても、
絶対評価など分からず、個人の感想しか言えません。
私たち人間は、数字で説明できないものを他者に
“分かりやすく”伝達する手段を持ち合わせていないのです。

となると、分かりやすい結果を示すべきと言えます。
リンゴで例えるなら「売れ行き」「糖度」「値段」「手に入りやすさ」などで
勝負するのが良いかもしれませんね。
では大学の場合、どんなもので差別化できるかと言うと、
最も多くの方が気にしているのは就職状況です。
卒業しても就職できなかったら、その大学に入る意味はほとんどありません。
そして日本文化大学は就職に関して最たる特徴を有しています。
それは「警察官合格率が日本一」という特徴です。
合格数でしたら、生徒数の多い日本大学や国士舘大学がトップクラスですが、
パーセンテージで換算するなら、日本文化大学が文句なく一位です。
と言っても、分母(受験者数)を公表していませんので、
実際の合格率は不明です。
それでも、昨年は在学生の3分の1が警察官になったことを考慮すれば、
文句なしに誰もが認める「日本文化大学は警察官になるための学校」となるでしょう。

就職状況もある意味結果論なので、
これもまた日本文化大学の特徴とは言いにくいかもしれません。
しかし、その結果を導くにはれっきとした根拠があります。
日本文化大学は警察官になるためのカリキュラムが非常に充実しており、
専門学校に行くよりも高度に学べると評判になっています。
警察官を目指すなら、日本文化大学を選ぶのは如何でしょうか?