日本文化大学が開校した理由は「建学の精神」にて記載されていますが、
簡単に言えば「優秀な人材になるなら、法学が最も大事」
ということからスタートしたのかもしれません。
法律に関わる人間というものは、豊かな人間性が必要で、
たとえその道に進まなくても法律の知識は様々なところで活用できます。
日本をはじめとする世界の国々はすべて法治国家であり、
明確なルールのもと生活を営んでいます。
原始時代のように弱肉強食のサバイバルはせず、
文化的な人間味溢れる生活を大切にしているのです。
だからこそ、日本文化大学は法律以外の知識も幅広く指導し、
文化と伝統を大事にする人格教育に力を入れているのです。
そうした精神からスタートしましたが、
いつからか「警察官になるための学校」との呼び声が高くなってきたのが日本文化大学です。
変な良い方ですが、実績やノウハウというものは雪だるま式に増えていくものです。
長所はより長所となり、その分野に秀でてしまう傾向があります。
最初は数人しか居なかった、警察官合格者は年々増加し、
今では79名もの合格者を叩き出しています。
公務員全体でしたら102名で、これは在校生の半分という数値です。
開校当初は別に警察官を目指した訳ではありませんが、
たまたま蓄積したノウハウと実績により、
これほどの合格者を生み出すようになったのだと思います。
もちろん、警察官をはじめとする公務員試験の対策を大学全体で
主導になって行うようになったのが大きな要因です。
ただしこれもまた、生徒からの要望で日本文化大学が始めたに過ぎないと言えます。
もしくは需要に応えた形とも。
今では日本屈指の「警察官になるための学校」として高い知名度を誇るようになりました。
日本文化大学の起源は、文化の継承です。
その手段のひとつに法学の教育を提供してきましたが、
その知識や精神性が見事に「警察官採用試験」にマッチしたのだと思います。
非常に高い合格率を誇りますので、警察官を目指すなら日本文化大学を是非、
検討してみてください。